ティリッヒ研究文献(69)

 前回の紹介文献の中に、ティリッヒを扱った章が含まれていたので、最近到着のティリッヒ研究文献を数回にわたって取り上げます。

Hans-Günter Heimbrock(Hrsg.),
Evangelische Theologie und urbane Kultur. Tillich-Lectures Frankfurt 2010-2013,
Evangelische Verlagsanstalt, 2014.

Zum Geleit

Technik als Problem theologischer Kulturhermeneutik. --Der Beitrag Paul Tillichs (Rochus Leonhardt / Georg Neugebauer)

Aus Bildern lernen? -- Tillichs Denkweg zwischen Theologie und Ästhetik (Michael Moxter)

Vom natura sua Gott setzenden Bewusstsein zum Meinen des Unbedingten. -- Überlegungen zu Paul Tillichs Religionsphilosophie (Christian Danz)

 本ブログがさまざまな視点から示してきたように、現代のキリスト教思想において、科学技術をめぐる諸問題は、きわめて重要な位置を占めている。科学学技術に規定された現代文明、都市的環境といった問題に関して、ティリッヒを取り上げることを試みた論集であり、まさにティリッヒの宗教思想にふさわしいテーマ設定である。論者も、ティリッヒ研究をリードする研究者が登場している。
 論集の副題にあるように、この論集は、フランクフルト大学で2009年に設置されたティリッヒ講義の成果であり、ドイツにおけるティリッヒ研究の広がりと定着を感じさせる。日本のティリッヒ研究はやや停滞気味であろうか。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

LogosOffice

Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Translation(自動翻訳)
FC2カウンター
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR