研究計画の中間的総括

 今年度も、すでに半ばを過ぎた。年度初めに立てた研究計画も中間的総括(評価と見直し)の時期となっている。わたくしの場合は、年度の早い段階で(今年度は5月3日にアップ)、研究計画を立て、Web上に公開している(10年以上になる)。
 研究計画の枠組みはこの数年来同じものを使用しており、そろそろ抜本的な組み直しが必要とも思われるが、5月に立てたものは、ほぼ予定通りの進行状況と言える(その見通しで立てているわけであり、大きなアクシデント的なことでもなければ、そうそう狂いが生じるものではないが)。
 しかし、後期に向けて今年度は、さまざまな見直しが必要になる見通しとなり、現在、態勢の立て直しを検討している。年度初めに思っていた以上に、今年度から、そして10月からはじまった新しい仕事のウエイトが思った以上に、大きくなりそうな状況になるためである。たとえば、次のものである。

・テンプルトン財団の助成による「科学と宗教の対話」プロジェクトへの関与。特に、これと並行して再開を試みるつつある、「宗教と科学」研究会(久々に教科書を共同的作ることを含めて)。
・京都大学文学研究科における応用哲学応用倫理教育研究センターへの関与。なぜこれに関与することになったかは、良い知らせと共に、後日明らかにできるかもしれない。
・京都大学職員組合の仕事に+アルファの役割(これを引き受けることなりそうな雰囲気)。
・日本学術会議連携委員としての仕事。

 それにプラスして、日本基督教学会の学会誌編集委員長の仕事、シュスラー翻訳研究会の拡大などが仕事として加わってくる。
 ややオーバーワークであり、研究計画全体の見直しが必要になるわけである。

 しかし、こうした研究計画の立案と見直しというプロセスは、大学が忙しくなる中で、特殊な研究スタイルの問題ではなく、形こそさまざまであっても、類似の作業は多くの大学人にとって必要になってきているのではないだろうか。さらにそれは、大学で教育研究職についている者だけでなく、博士学位論文を執筆中の学生にとっても重要なものと思われる。博士論文は時間との闘いであり、当初の計画を大幅に見直さねばならないことなど、珍しくもない。京都大学キリスト教学専修では、年度初めの研究計画と年度終わりに研究報告を大学院生に要求し、D3段階で博士論文の構想を具体化することを求めている。このD3段階での構想を3年余りかけて達成することが博士論文執筆の作業となるわけであるが、当初の壮大な構想は、作業が進む中で、次第に実現可能な大きさまで圧縮されるのが通例である。ここで必要になるのが、研究計画を立て、そして柔軟に見直すという姿勢・習慣・スタイルにほかならない。

 わたくしの今年度の場合は、これから、11月下旬にかけて、年度途中で引き受けたいくつかの仕事を行いながら、研究計画を組み直す予定である。この組み直した計画は、2015年度の前期までをカバーすることになる(それに修正を入れたものが2015年度の5月ごろにWebにアップされることになるだろう。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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