キリスト新聞から

 キリスト新聞(第3336号、2014.11.22)が届きました。

<第一面>
・「信徒67人が牧師を提訴」
「日基教団玉川平安教会 〝総会の開催と役員の改選を〟」
 「2年前」に和解収束に向かうかに見えた「日基教団玉川平安教会の牧師と信徒間での裁判」が、「先の裁判で被告となった信徒を含む67人が原告となり、今度は2人の牧師を訴えた」。
 原告信徒の主張とともに、「山口隆康氏が掲載を要請した原稿(全文)」が掲載されている。

 何が争点でいかなる内実の争いかを承知しているわけではないが、異常事態であることは確かである。信仰という土台を共有しつつも(?)、話し合いが出来ない状況がここにある。本誌の連載小説ではないが、教会という組織は、しばしばどうしようもない状況に陥るという教訓であろうか。もう司法の審判・仲裁を待つしかないのか、教界内に仲裁者は存在しないのか。

<第二面>
「Satellite/サテライト」
「海外」:「教皇と世界福音同盟の使節が会見」「福音派とカトリック関係の新時代へ」
 もう、キリスト世界をわけるのは、カトリックとプロテスタントとの対立構図ではないということである。ティリッヒの言う「プロテスタント時代の終焉」である。対立線は別の場所に引かれている。

「生活」:「「希望のカレンダー」作りたい」「震災復興支援目的に柏木牧子さんら制作」
 懐かしい名前を発見。元気にご活躍のご様子ですね。

「芸術」:「改組 第1回日展始まる─12月7日まで」「洋画にキリスト教的なモチーフ多い」
 キリスト教的モチーフが多いのも当然か。日本の近代絵画はキリスト教と直接間接に結び付いている。音楽も建築も。「「文化とキリスト教」という議論は日本でも可能である。

「神学」:「書店で「ざっくり」神学講座」「多彩な講師で連続3回 地方でも」
 雑誌「ミニストリー」の編集委員らが講師となって、実践神学に関わる連続セミナーが、11月10日からCLCブックスお茶の水店で開催。たしかに豪華講師陣。
 「地方での開催も検討」に期待したい。キリスト教もどうしても東京一極集中になりがちであり、何とか全国展開をめざしていただきたい。

<第三面>
・提言「境界と地域福祉」<番外>
 坪井節子(カリヨン子どもセンター理事長)4「あなたに生きていてほしいと願っているから」

・大杉至、連載小説「牧師 冲方晴男の憂鬱」最終回
 最終回では、冲方晴男が教会に帰るところで、締めくくりとなる。
 もう最終回、やや唐突? どこかからか変な声がかかったのかと邪推したくなるのは、わたくしだけだろうか。ともかくも、大杉さんの今後の活躍に期待したい。
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