宗教間対話の足跡

 宗教間対話が実践され、また宗教の神学が論じ始められ、日本においてすでに長い月日が流れ、多くの議論と活動が蓄積されてきている。その中で大きな働きをしてきたのが、南山宗教文化研究所であり、そこでの活動をリードしてきた人物として、ヤン・ヴァン・ブラフトの存在は明記されるものと思われる。
 このたび、南山宗教文化研究所が40周年をむかえるにあたり、ブラフト師の遺稿集が出版された。わたくし、ブラフト師の話しを直接伺ったのは、数回の講演を通してであるに過ぎないが、その論文から多くを学ばせていただいてきている。

ヤン・ヴァン・ブラフト(金承哲・寺尾寿芳編)
『宗教間対話に導かれて──京都学派・仏教・キリスト教』
南山宗教文化研究所、2014年。

はじめに(金承哲)
ヴァン・ブラフトの著作における宗教思想(J・ハイジック)

京都学派の宗教哲学
  田辺と宗教と哲学
  仏教とキリスト教と田辺先生
  予言者たる西谷啓治
  武内先生とキリスト教
  私の見た仏教と京都学派

思想としての仏教とキリスト教
  キリスト教は仏教から何を学べるか
  空の思想と浄土教
  真宗は仏教とキリスト教との橋わたしとなりうるか
  仏教、キリスト教、浄土真宗における「欲望」
  仏教とキリスト教(神学)

実践としての仏教とキリスト教
  東西霊性の交流
  世界宗教の条件と課題

キリスト教の自己理解
  キリスト教における教会論
  イエスのみ名と人格
  キリスト教における終末論
  死と空と神
  キリスト教神学から見た生と死



初出一覧
ヤン・ヴァン・ブラフトの略歴・著作
  Jan Van Bragt 略歴
  著作一覧

おわりに(寺尾寿芳)

 

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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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