日本の民主主義とキリスト教

民主主義は、キリスト教の政治思想にとって重要なテーマであり、これまで多くの議論が展開されてきた。その問題状況は錯綜しており、それ自体整理を必要とする。また、民主主義は、キリスト教思想にとどまらず、現代の日本において共有すべき問題でもある。
 今回取り上げる、雑誌においては、「民主主義の危機とキリスト者」という特集が企画されており、日本における重要な問題を浮かび上がらせている。わたくしも、この中で、一つの文章を執筆させていただいた。

『キリスト教文化』2014秋
かんよう出版、2014年10月。

特集:「民主主義の危機とキリスト者」
 「キリスト教の民主主義との接点を問う」(芦名定道)
 「東アジアの平和を脅かす憲法九条の空洞化」(山本俊正)
 「民主主義の危機とキリスト者」(宇佐美節子)
 「「非国民」の割出しと「弱者叩き」の氾濫」(金耿昊)
 「民主主義の危機」(川上直哉)

 この『キリスト教文化』は、以前に、2014春を紹介したことがあるが、特集のほかに、特別連載、レポート、連載、声など、多彩な企画で、現代日本の文化状況におけるキリスト教を多面的に論じようとしている。
 たとえば、わたくしも、京都大学の演習で現在、矢内原忠雄を読んできているが、川中子義勝さんの「矢内原忠雄──歿後五〇年を経て改めて読み直す」が連載されている。今回は「(三) 生涯、敗戦からその死に至るまで」である。ともかく、多彩で読み飽きない。


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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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