カント研究から

 カントとキリスト教思想との緊密な関連性、これは強調しても強調しすぎることはない論点であり、多くの研究が存在していることは周知のところである。いくつかの基本的な問題があるが、その一つに批判哲学完成期以降のカントの哲学的思惟をどのように評価するのかという問題が存在しており、「人間学」は特に注目すべきものと言えよう。

 今回紹介の論集は、このテーマに関わるものであり、今後の議論の展開が楽しみである。

Alix Cohen (ed.),
Kant's Lectures on Anthropology. A Critical Guide,
Cambridge University Press, 2014.

List of Tables
List of Contributors
Preface
List of translations and abbreviations

Introduction (Alix Cohen)

1 Kant's lectures on anthropology: some orienting remarks (Werner Stark)
2 Self-cognition and self-assessment (Rudolf A. Makkreel)
3 Kant on the phenomenology of touch and vision (Gary Hatfield)
4 Meat on the bones: Kant's account of cognition in the anthropology lectures (Tim Jankowiak and Eric Watkins)
5 The anthropology of cognition and its pragmatic implications (Alix Cohen)
6 Affects and passions (Patrick R. Frierson)
7 The inclination towards freedom (Paul Guyer)
8 Empirical desire (Allen W. Wood)
9 Kant as "vitalist": the "principium of life" in Anthropologie Friedlaender (Susan Meld Shell)
10 Indispensable education of the being of reason and speech (G. Felicitas Munzel)
11 Kant on civilisation, culture and moralisation (Catherine Wilson)
12 Cosmopolitical unity: the final destiny of the human species (Robert B. Louden)
13 What a young man needs for his ventureinto the world: the function and evolution of the "Characteristics" (John H. Zammito)

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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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