2015年を迎えました

明けまあして、おめでとうございます。
本年も、よろしく、お願いいたします。


 新年のスタートに合わせて、わたくし自身の今年の研究計画をまとめておきたいと思います(わたくし自身のためのメモ)です。
 2015年の大きなテーマは、次の二つになります。
1.「自然神学の言語論的転回とその社会科学への拡張─聖書・環境・経済─」の総括
 本ブログのもとになっている科研が3年目を迎え、締めくくりの年度にかかることになります。3年間の研究をもとにして、研究報告書を作成すること、これが2015年の大きな課題になります。そのために、作業を行う場として、京都大学での特殊講義・後期と東京大学での集中講義を使わせていただく予定です。これで、締めくくりが可能になるというのが、現時点での見通しです。ほかに、このテーマでの特別の研究会を一回程度、設定することがあるかもしれません(ほかの研究会との関係が問題になりますが)。

2.「近代日本とキリスト教思想の可能性──研究序説」(仮)の刊行
 今年は、構想を示しつつも時間の関係で先延ばしとなっていた論集の刊行を具体的に目指します。出版社はすでにあてがあるので、後は原稿をそろえることです。原稿の素材はすでに十分に存在していますので、要は時間をあけて集中的に仕上げを行えばよいのですが、これまではこれが難しかったわけです。今年は、2015年度の京都大学・特殊講義・前期をこのテーマに設定し、夏期に集中的な作業を行うという予定であおりますので、おそらくは、秋には原稿を出版社に送ることができるというのが、スケジュール的な見通しです。そうすれば、2016年前半に刊行となるでしょうか。まったくの初夢とからなければよいのですが。

 ほかにも、2015年にやるべき研究は少なくありません。おもいつくだけでも、以下の通りです。
・シュスラー編の論集の翻訳。翻訳の下準備の研究会が今年度中にはおわりますので、いよいよ具体的な翻訳作業に入ります。あと2年といったスケジュールになります。

・上の翻訳作業のためにはじめた研究会を、「宗教哲学・否定神学」研究会に改変し、メンバーも増やして(ほかの研究会とも関連づけて)、スタートする。この「宗教哲学・否定神学」研究会には、二つの部門を設定し、定期的な研究会のほかに、次に作業を行う。一つは、シュスラー編著の翻訳であり、もう一つは、「宗教と科学」「宗教学・キリスト教学」「環境」といったテーマでの教科書作成です。教科書は2~3年間で出版までの作業を行い、大学・学部での講義で使用することを実現する構想です。この教科書については、翻訳作業のメンバーとも加わることになりますが、ほかの新しいメンバーも加わります。また、この教科書構想は、次の共同研究とも連関します。

・南山宗教文化研究所を中心に進められている「科学と宗教の対話」研究会。テンプルトン財団の研究助成によるプロジェクトですが、この具体的な目標の一つが、教科書であり、この作業が上の教科書構想と重なるわけです。このプロジェクトにもわたくしはコミットしていますが、これに連動した研究会を京都大学で行うことを考えたわけです。

・「アジアと宗教的多元性」研究会。こちらは、すでに10年を超える活動を地道に行ってきましたが、研究会としての形式的な体制を整えつつも、共同研究を研究報告書以外の仕方で形にしたいと考えています。議論がこのあたりで止まっていますので、次のステップへ移ることを考えたいと思います。

・所属諸学会や日本学術会議への関与も、わたくしの自身の研究といろいろと関係することもありますし、また、今年から関係している京都大学文学研究会科のCAPEとの関わりも微妙です。こうした中から、急にしなければならない研究関連の仕事が生じる可能性があります。

・これらの仕事の間をぬって、論文執筆や講演・講座の担当もしなればならないでしょう。

 以上は、研究に関連した事柄ですが、これに、京都大学職員組合や過半数代表者の任務が加わります(授業は当然、これらの別に存在します)。
 このように研究計画をまとめてくると、2015年は大変な一年になりそうな見通しですが、関係の方々のご協力を得て、なっとくできるレベルでそれぞれ実現したいと思います。
 2015年、よろしく、お願いいたします。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

LogosOffice

Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Translation(自動翻訳)
FC2カウンター
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR