政治哲学の諸問題5

 引き続き、「岩波講座 政治哲学」の紹介です。

齋藤純一
『理性の両義性』(岩波講座 政治哲学5)
岩波書店、2014年。

序論(齋藤純一)

Ⅰ 全体主義を超えて
1 フランクフルト学派──唯物論のアクチュアリティ(上野成利)
2 ハイエク──自生的秩序を守るための統治にひそむ問題性(山中優)
3 アーレント──政治の終わりと始まり(森川輝一)

Ⅱ 自由と他者
4 サルトル/カミュ──実存と二〇世紀の政治(堀川新五郎)
5 フーコー──公共性と倫理への問い(カントを読むフーコー)(重田園江)
6 デリダ/ランシエール──デモクラシー・他者・共同性

Ⅲ 政治と共通善
7 ロールズ──「正義とはいかなるものか」をめぐって(井上彰)
8 ハーバーマス──正統化の危機/正統化の根拠(齋藤純一)
9 テイラー──コミュニタリアニズムと多元主義の「あいだ」(高田宏史)

 いよいよ、まさに現代。わたくしの最大の関心は、まさにここにある(フランクフルト学派・ハーバーマス、アーレント、フーコー、ランシエール、テイラー)。次の第6巻を含め、ぜひ、この講座の内容を消化して、その先のキリスト教思想における政治思想(政治神学)を展開したいものである。ちなみに、「理性の両義性」はすばりティリッヒ的命題である。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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