『学術の動向』から

 『学術の動向』2015.1が届きました。
 わたくしは昨年10月より、日本学術会議の連携会員となり、その関係で、日本学術会議刊行の『学術の動向』が届き始めています。興味深い特集が組まれている場合には、随時、本ブログでも紹介したいと思います。日本の学術の動向ということになるでしょうか。

『学術の動向』2015.1
日本学術会議。

【特集1】 高齢化社会の若者論─労働・福祉・コミュニティを考える─
・「大震災後の社会における「若者」──高齢化と人口移動と「孤立貧」」:遠藤薫(会員・学習院大学法学部・教授)
・「若者論の物質的基礎」:武川正吾(連携会員・東京大学人文社会学研究科・教授)
・「社会保障制度における「若者」の位置」:阿部真大(甲南大学文学部・准教授)
・「融解する若者論──〈3・11〉以後の社会的条件との関連で」:仁平典宏(東京大学教育学研究科・准教授)
・「「若者論」の終焉、あるいは始まり:討論者の立場から」:古市憲寿(東京大学博士課程・社会学)
・「高齢社会の中の若者」:白波瀬佐和子(東京大学人文社会学系研究科・教授)
・「コミュニティの「いま」」:吉原直樹(連携会員・大妻女子大学・教授)

 この特集において取り上げられる「若者論」をめぐる問題は、高齢化、労働、福祉、コミュニティという設定で多岐に問いうるものであり、実際にそのような内容になっている。最近のキリスト教研究においても、地域・福祉・コミュニティが問われており、ここには共通の問題が存在している。日本におけるこうした議論の中心には社会学という学問領域が存在しているが、日本キリスト教研究も、こうした学問動向と有機的に関わりを持つ必要があるように思われる。おそらく、実践神学とはこうした問題の射程を視野に入れるものとして展開される必要があるだろう。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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