シュトラウス研究

 政治哲学・政治思想は、現代思想において活発な動きを見せている問題領域であり、本ブログのテーマとも姜rンが深い分野の一つである。このたび、この分野の研究成果である論集を贈呈いただいたので、紹介したい。テーマは、政治思想あるいはユダや思想で注目のレオ・シュトラウスであり、日本でも比較的取り上げることが多い思想家である。献呈いただいた方々に感謝したい。

西永亮編
『シュトラウス政治哲学に向かって』
小樽商科大学研究叢書
国立大学法人小樽商科大学大学出版会、2015年3月31日。

略号一覧

序論(西永亮)
 1 シュトラウス政治哲学と「リベラル・エデュケーション」
 2 本書の構成

第1章 政治的シオニズムと無神論──シュトラウスのフロイト論を中心にして(佐藤貴史)
 1 「神学─政治問題」としてのシオニズム論
 2 『ある錯覚の未来』を読むシュトラウス
 3 神信仰と生──シュトラウスの反批判
 4 「神学─政治問題」としての「不信仰と信仰のあいだの戦い」

第2章 シュトラウスのM・ウェーバー論における「神学─政治問題」──『自然的正と歴史』Natural Right and History 第II章の再検討(西永亮)

第3章 哲学と宗教──マキャヴェッリ、スピノザ、そしてシュトラウス(飯島昇藏)

第4章 快楽主義と政治──シュトラウスのエピクロス主義解釈について(中金 聡)

第5章 ソクラテスの葬送演説──プラトンの『メネクセノス』における弁論術と教育(近藤和貴)

第6章 シュトラウスのガダマーの対話──ポストモダンの時代における哲学の使命に寄せて(加藤哲理)

第7章 『政治哲学の歴史』におけるH・V・ジャファとC・ロードのアリストテレス論の比較──「哲学」の位置付けを中心として(佐々木潤)

第8章 分かられたるシュトラウスの危機をめぐって──H・V・ジャファの政治哲学(井上弘貴)

第9章 書評論文: Kenneth Hart Green, Leo Strauss and the Rediscovery of Maimonides (手島勲矢)

あるエピローグ──「リベラリズム」の現在(西永亮)
 1 シュトラウスの世紀は、今日?
 2 近代的先入見の分水嶺
 3 シュトラウスがスピノザを見る「リベラリズム」──「哲学の導入」
 4 シュトラウスと中世イスラーム哲学──『迫害と著述の技法』の「導入」

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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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