日本キリスト教思想研究をめざして

 本ブログの一つのテーマに、日本キリスト教思想研究があり、これまで、さまざまな記事をアップしてきた。こうした研究に取り組む先行研究として、宮田光雄さんの研究が存在する。「ほぼ二〇年ごとにドイツでしゅゅぱんした三冊の書物の中から九本の論文を、あらためて邦訳し直して」(405頁)で、出版されるという経過で経た研究書を取り上げたい。

宮田光雄
『日本キリスト教思想史研究』(宮田光雄思想史論集3)
創文社、2013年。

序章 日本のキリスト教
  一 歴史的概観
  二 諸宗教とイデオロギーとの間
  三 日本の政治宗教


1 天皇制ファシズムと日本のプロテスタンティズム
  付論 キリスト者の《戦争責任告白》
2 市民的=キリスト教的課題としての平和──日本における平和運動の歴史のために
3 無教会運動の歴史と神学
4 無教会運動の反戦思想──内村鑑三の非戦論

II
5 日本社会における福音宣教
6 原型としての人権──韓国民主化闘争に連帯するために
7 現代日本の精神状況──われわれは今どこに立っているのか
8 中間考察──回顧と展望

III
9 ボンヘッファーと日本──政治宗教としての天皇制

終章 《日本教徒》と《非日本的日本人》──領土主権の境界線を越えて
   付論 日本人はこれから何を大切にしていくべきか

補章 原著「書評」再録(抄)

あとがき──解説と解題に代えて

人名索引

 骨格のしっかりした思想的営みを確認することができる。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

LogosOffice

Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Translation(自動翻訳)
FC2カウンター
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR