アウグスティヌス研究

 アウグスティヌスは、キリスト教思想研究でも最重要の思想家であり、またそれにとどまらない研究領域に広がる研究対象である。アウグスティヌスには、特にそれを専門にしない者にも、キリスト教研究者ならば、当然、読んでおいてしかるべき著作がすくなくない(『告白』はもちろんであるが、それだけではないだろう。翻訳であっても)。しかし、いわばキリスト教研究の常識に属しつつも、アウグスティヌス研究は高度に展開された研究領域であり、非専門家がその動向の一端であっても把握するのは容易ではない。そうした場合に、便利なのが、入門書・便覧であり、アウグスティヌスについても、さまざまな研究動向を解説し入門に資する文献が少なくない。
 今回取り上げるのは、こうした文献の代表的な一つである。

David Vincent Meconi and Eleonore Stump (eds.),
The Cambridge Companion to Augustine. second edition,
Cambridge University Press, 2014.

Notes on contributors
Preface
List of abbreviations

Introduction ( Eleonore Stump and David Vincent Meconi, S.J.)

Part I The Nature of God
1. The divine nature: being and goodness (Scott Macdonald)
2. God's eternal knowledge according to Augustine (John C. Cavanidi)
3. Augustine on the triune life of God (Lewis Ayres)

Part II God's relation to the world
4. Time and creation in Augustine (Simo Knuuttila)
5. Augustine on evil and original sin (William E. Mann)
6. Jesus Christ, the knowledge and wisdom of God (Allan Fitzgerald, O.S.A.)

Part III Human nature
7. The human soul: Augustine's case for soul-body dualism (Bruno Niederbacher, S.J.)
8. Augustine on Knowledge (Peter King)
9. Augustine on free will (Eleonore Stump)

Part IV Human excellence
10. Augustine's ethics (Timothy Chappell)
11. Augustine's doctrine of deification (David Vincent Meconi, S.J.)

Part V Political and ecclesial life
12. Augustine's political philosophy (Paul Weithman)
13. Heaven and the ecclesia perfecta in Augustine (David Vincent Meconi, S.J.)

Part VI Language and faith
14. Faith and reason (John Peter Kenney)
15. Augustine on Language (Peter King)
16. Hermeneutics and reading Scripture (Thomas Williams)

Part VII Augustine's legacy
17. Augustine's legacy: success or failure? (Karla Pollmann)

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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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