ハイデッガーとキリスト教1b

 マッコーリーの著作で、紹介し忘れていたものが、まだ研究室に一冊あったので、追加の紹介を行います。マッコーリー(1919-2007)は、バルトやティリッヒの次の時代において、アメリカとイギリスの組織神学・宗教哲学を代表する思想家の一人で、ハイデッガーとキリスト教というテーマには忘れることができない思想家です。その重要性の割に、日本ではそれほど知られていないように思われます(これは、マッコーリーのというよりも、日本における神学の問題です)。日本では、これほどの翻訳が存在するにもかかわらず、欧米のキリスト教思想はその一端が紹介されているにすぎません(アジアのキリスト教思想となるとさらに状況は深刻です)。大いに改善の余地がある、研究者としてもなすべきことがあるように思われます。

John Macquarrie,
In Search of Humanity. A Theological & Philosophical Approach,
SCM Press, 1982.  

Preface
 I Becoming
 II Freedom
 III Transcendence
 IV Egoity
 V Embodiedness
 VI Cognition
 VII Having
 VIII Sociality
 IX Language
 X Alienation
 XI Conscience
 XII Commitment
 XIII Belief
 XIV Love
 XV Art
 XVI Religion
 XVII Suffering
 XVIII Death
 XIX Hope
 XX Being

Notes
Index  
 
 体系的な構成ではありませんが、Humanityの生成を描くという構想は読み取ることができます。最後が Being なのは、やはり、西欧のキリスト教思想という評価になるでしょうか。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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