『基督教学研究』34号

 わたくしは、現在、京都大学・キリスト教学専修で教育研究を行っていますが、この専修からは、これまで多くの研究者教育者などで活躍した・活躍している人びとが輩出しました。こうしたキリスト教学専修・研究室の出身者と現在所属のわたくしたちで、京都大学基督教学会を組織し、研究雑誌の刊行と学術大会を軸に活動を行っています。

 昨日は、この学会の2015年夏季の学術大会が開催されましたが、それについては、次回紹介することにして、今回は学会誌『基督教学研究』第34号について、紹介したいと思います。

京都大学基督教学会
『基督教学研究』第34号
2014年。

論文
・竹原創一「ルターの『主張』について──エラスムスとの自由意志論争の背景」
・笠井惠二「武藤一雄の神学的宗教哲学に於けるパウロの「場所」」
・今出敏彦「自然法における摂理・理性・裁き──アーレントの『悪の陳腐さ』を巡る正義論の現実性(第一部)」

研究
・洪伊杓「松山高吉と海老名弾正の神道理解に関する比較分析」
・谷塚巌「キルケゴールの仮名テキストと「倫理的なもの」」
・渡部和隆「内村鑑三における贖罪論──山上の垂訓とコリント前書とヨハネ第一書を中心に」
・金香花「日本初期キリスト者における「上帝」の使用──植村正久と内村鑑三を中心に」
・張旋「R・R・リューサーのキリスト論──男性の救世主は女性を救えるのか」

彙報

 京都大学基督教学会は小さな研究集団です。しかし、そこで議論されているテーマの広範な広がりは第34号からもおわかりいただけるものと思います。なお、この学会誌(バックナンバーを含めて)は、現在学会HPから注文可能であり、Amazonからも検索可能になる予定です。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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