キリスト新聞から

キリスト新聞(第3366号、2015.8.8)が届きました。いつものように、目についた記事を中心に紹介します。

<第一面>
「「キリスト教と人権思想」」「教会が社会に担う人間を生み出す」「森島豊氏(青山学院大学准教授)に聞く」
 「現行の日本国憲法は米国からの押しつけだとする主張があるが、GHQ草案は憲法学者の鈴木安蔵が作成した憲法草案を参考にしたと考えられる」、「森島豊氏は」「論文の」中で、「鈴木を始めとして、日本で人権の理念が法制化していく過程にキリスト教の影響があったことに注目している」、「この論文がこのほど中外日報社主催の第11回「涙骨賞」最優秀賞に選ばれた。」
 「「キリスト教と人権思想」というテーマに取り組む理由や今後の教会の課題について」のインタビュー記事。

 いわゆる「押しつけ憲法論」は明確に論駁する必要がある。三流以下の自称「研究」を鵜呑みにした反理性主義的な歴史修正主義はまかり通る状況をなんとかすることが肝心である。教育の大切さということであり、歪んだ教育の恐ろしさでもある。もし、教会が何かできるとすれば、教会に公教育とは別に仕方での「知」の拠点を作り出すことかもしれない。

「Headline/ヘッドライン」:
・「日基教団と在日大韓教会がメッセージ」
 7月27日、「2015年 在日大韓基督教会・日本基督教団 平和メッセージ」発表。

 メッセージをそれにふさわしく広く遠くまで届けるにはどうしたらよいのか。さしあたりは、情報の拡散の呼びかけ。しかし、日本におけるツイッターやフェイスブックはキリスト教のメッセージについてどの程度の波及力があるだろうか。

・恵泉女学園大が安保法案反対アピール

 大学レベルでの反対の広がりは、マスコミが報道する以上の質と量を示している。

<第二面>
「Topics/トピックス」
・「海外」:「CCA総会で「憲法9条」課題に」「上田博子氏「アジア諸国が日本の軍国化憂慮」」
 「「神の家族として共に歩む」を主題に、アジアキリスト教協議会(CCA)の第14回総会が5月21~26日、インドネシア・ジャカルタで開催」「NCC選出議員、CCA常議員として参加した上田博子氏(日本キリスト教婦人矯風会女性の家HELPディレクター)が」「日本の課題」をまとめた。
 「組織縮小のためにプログラムが整理され、重要であるが課題とならなかったものも多い」が、「憲法9条や人身取引など、日本の喫緊の課題がCCAの課題になったこと、京丹後市のXバンドレーダー基地建設が辺野古と併記されたことは注目に値する。」

 「Xバンドレーダー」問題がきちんと取り上げられていることは、すごい。マスコミ経由の情報としては、ほとんど存在しないかのような扱いになっている。しかし、むしろ海外で、日本の問題は知られつつあるということであろう。

・「学会」:「〝福音宣教とは視座を変えること〟」「宣教学会で本田哲郎神父が講演」
 「日本宣教学会」「7月4日、第10回全国研究会・第11回総会を関西学院大学梅田キャンパス」で開催。「「私たちは何を宣教するのか?」と題して」、本田神父の「基調講演」

・「歴史」:「マルティン・ルターの足跡をめぐる旅」「聖書協会・教文館の企画、立野泰博氏が報告」

 なるほど、「2017年には宗教改革500年を迎えます」。キリスト教学としても、何か準備するか。

「Satellite/サテライト」:
・「日基教団が新任教師研修会」
・「聖公会 教役者研修会」
・「カトリック 平和旬間」
・「憲法学者が「出前講師団」」
・「長崎の歴史描くミュージカル」

<第三面>
・提言「教会と地域福祉」<42>:
 住吉英治(いわきキリスト教連合震災復興対策ネットワーク「いわきCERSネット」代表)「教会の支援は被災地が自立する環境の創出へ」

 「福祉による教会形成」「この地域に神の国の建設する」。実験はすでにはじまっている。

・「スキルアップ講座:教会の情報発信術」
 丸山泰地(「Breadfish」代表)、「Lesson 26 「お知らせ」にチラシ映像のみはNG」

 「素っ気のない案内」は案内の役割を果たさない。「チラシの画像を貼り付けただけのページは、検索にひっかからない」。
「大切なことは、読み手の立場に立って、熱意を持って魅力を伝えることです。」

<第四面>
・SONO「教派擬人化マンガ」「ピューリたん」[10]
「調理実習」「カトリックくんのこだわり」

 改革派とカトリックとの対比ということとは思うが・・・

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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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