ティリッヒ歿後50年にあたって

 わたくしは、どちらかと言えば、「・・・生誕○○年」「・・・歿後○○年」「・・・刊行○○周年」といったことにはこだわらない性格と自分では思っているが(これらの時間的な区切りは、それを意識する側の事柄に過ぎない。また、これをやり始めると切りがない、毎年何かの記念をしなければならなくなる)、わたくしの主な研究対象の一つである、ティリッヒについては、今年が歿後50年にあたっている。
 今年度がはじまった当初には、それにちなんだ何かをやるという意識はなかったものの、最近、やはり、簡単にできることでも何かを行うのもよいのではと思い直しつつある。こうしたことを考えたきっかけの一つは、次の文献を入手したことによる。

George pattison,
Paul Tillich's Philosophical Theology. A Fifty-Years Reappraisal,
palgrave,2015.

Preface
List of Abbreviations

Introduction
1 'God Is Being-Itself'
2 Revolution
3 Revelation
4 Love
5 The Shaking of the Foundations

Bibliography
Index

 100頁余りの小さな著作であり、決して専門のティリッヒ研究という性格のものではなく、やや一般向けと言うべきものである。しかし、小さなサイズの割に、ドイツ時代のティリッヒにもしっかりふれており、また「A Heideggerian critism」(pp.24-26)など、興味深いテーマについても議論を行っている。ティリッヒに関心がある他の専門領域の研究者が、ティリッヒについて再考するには、示唆的であろう。
 ティリッヒ歿後50年、何がそれにふさわしいだろうか。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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