日本宗教学会・学術大会、始まる

昨日から、今年度の日本宗教学会学術大会が、創価大学で始まりました。
初日は、諸委員会と理事会があり、わたくしも、初日からの参加となりましたが、充実した公開シンポジウムが行われました。コメンテータが気合いの入ったコメントを行ったのが印象的でした。また、宗教社会学における研究状況(グローバル化と多元化をめぐって)について理解できたことも収穫でした。

「宗教の未来 宗教学の未来」
Symposium:
The Future of Religion, the Future of Religious Studies


講演1 ホセ・カサノヴァ(米 ジョージタウン大学 教授)
The Intertwined Roads of Global Secularization and Global Religious Denominationalism
(グローバルな世俗化とグローバルな宗教諸派の共生、絡み合う二つの道)

講演2 ジェイムズ・ベックフォード(英 ウォーリック大学 名誉教授)
Sociological perspectives on religion and Religious Studies in the age of globalisation
(グローバル化時代における宗教と宗教研究の社会学的パースペクティブ)

コメント1 伊達 聖伸(上智大学 准教授)
コメント2 櫻井 義秀(北海道大学 教授)

開催趣旨
21 世紀に入り、それまで合理化やグローバル化が進展し、ますます世俗化していくと考えられてきた現代世界は、大きな変動に見舞われています。宗教は単に個人の内面の問題ではなく、人々の社会生活、公共生活における重要な役割を担っていることが、災害時における宗教の貢献、政治や教育における宗教的要素の重要性の見直し、宗教と結びついたナショナリズムの台頭、さらにイスラム世界のグローバルな舞台への登場などを通して顕著になってきました。宗教が公的領域または公共圏で果たす役割、存在意義の再検討が必要となってきたのです。そうした動向を背景に、宗教研究においては脱世俗化論やポスト世俗主義、脱個人化などの論議が行われています。さらに進化心理学等の自然科学による人間の文化・宗教活動の解明も急速に進展しています。宗教が大きく変容していく過程の先には、どのような未来が待っているのか、その変化に宗教研究は如何に対応すべきなのか、欧米の研究者 2 名の基調講演をもとに議論し、再考察していきます。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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