南原繁3

 前回は、南原繁についての関係者の「回想録」を取り上げたが、それとも関連して、南原研究を行う場合の基礎の一つとなるのは、南原の評伝的研究である。

山口周三
『南原繁の生涯──信仰・思想・業績』
教文館、2012年。

序文 実務家市民の観点から見た『南原繁の生涯』(三谷太一郎)
推薦の言葉(角本良平)
凡例

序章 南原繁と私──南原繁との出会い

第一部 大学卒業まで(明治二二年─大正三年)
 第一章 少年時代
 第二章 第一高等学校・東京帝国大学時代
 
第二部 内務省・大学教授時代(大正三年─昭和二〇年)
 第三章 内務省時代
 第四章 大学へ帰る──留学時代
 第五章 大学教授時代(一)──昭和一〇年頃まで
 第六章 大学教授時代(二)──日中・太平洋戦争下

第三部 東大総長時代(昭和二〇年─二六年)
 第七章 東大総長就任
 第八章 憲法議会
 第九章 教育改革への参画
 第一〇章 学内諸問題等──昭和二四年頃まで
 第一一章 全面講和論と曲学阿世論争・その前後
 第一二章 東大総長再度の一年

第四部 東大総長退任後(昭和二七年─三九年)
 第一三章 地方講演と海外出張
 第一四章 学問的労作の完成等
 第一五章 家庭における南原繁

第五部 晩年(昭和四〇年─四九年)
 第一六章 輝かしい晩年の活動
 第一七章 終焉

終章 南原繁の今日的意義

あとがき

人名索引
南原繁年譜
参考文献
掲載写真一覧

 南原繁の「信仰」については、第一五章「家庭における南原繁」の「二 南原繁の信仰」(405-408)にまとまった論述がある。基本は無教会キリスト教、内村鑑三との関わりである。
「南原の生涯の活動の背後には、内村鑑三から受け継いだこのキリスト教信仰が常にあったと言える。価値並行論における宗教の役割が、彼の生涯を通じて実践されたと言える。」(408)

 
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