『情況』から

本ブログでは、『情況』を取り上げることはこれまでほとんどなかったが、伝統的な(?)、革新的な政治思想をリードしてきた日本における代表的な雑誌である。最近編集体制を刷新したということもあり、本ブログでも適宜、紹介したいと思う。最新号は9月号となるが、8月号から。

『変革のための総合誌 情況』2015.第四期 8月号
情況出版。

この『情況』は、いくつかの特集とそれ以外の諸論考によって構成されている。
この8月号の特集は、「巻頭特集」以外に次の二つ。

1.安保法制──安倍政権といかに闘うか
・松平直彦「6・21安倍倒せ! 全国総決起集会基調」
・椿邦彦「安倍政権といかに闘うか」
・国富建治「いま、世界の枠組みの構造的変動をどのように捉えるべきなのか」
・白川真澄「安倍政権の歴史的性格と私たちの課題」
・朝日健太郎「派兵戦争国家へ舵を切る安倍壊憲政治」

 各政治勢力・運動体の安倍政権批判となっている。

2.現象学
・谷徹「「あわい」と現象学」
・村井則夫「「像の現象学」に向けて──ハイデガーの超越論的思想における媒体と像」
・植村玄輝「行為と行為すること 現象学をフッサールとともに拡張する可能性について」
・田口茂「非コンテクスト的自己──フッサールの「原自我」と西田幾多郞の「自己」概念」
・佐藤駿「フッサールの観念論」

この二つの特集が並存する世界が、情況的か? この二つの特集は、同じ読者が読むのだろうか。
増井真琴「りべるたんで会おう!(1)──りべるたんとは何か」は、「巻頭特集」に掲載の論考・報告であるが、注目すべき動きかもしれない。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、今後開設の別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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