南原繁6

 南原繁については、前回紹介の南原繁研究会に関係の論集以外にも(この南原繁研究会に関連したものは随時取り上げる予定)、研究書が出版されている。今回、紹介するのは、その一つである。

下畠知志
『南原繁の共同体論』
論創社、2013年。

まえがき

第一部 実存と時間
 南原繁の「共同体論」──一九三六年における転回
 南原繁の実存と学問──一九三六年の嘆きとその昇華

第二部 学問と思考様式
 南原繁における学問的方法と「共同体」論の成立
 内村鑑三と南原繁──「天国と此世との接触面」
 南原繁の「フィヒテ的思考」と「共同体」論の構成──「非我の論理」をめぐって

あとがき
初出一覧

 南原繁の共同体論の構造と展開(1936年の転回を焦点として)を扱った論集であり、南原繁『国家と宗教』をする上で、参照すべきものと言える。
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