日本キリスト教思想史研究、方法論4

 日本キリスト教思想史研究は、「日本のキリスト教思想」をそのテーマとしているわけであるが、「日本」(日本の文脈)、「キリスト教」(キリスト教の文脈)、「思想」というそれぞれとの関わりでの方法論的な議論を行うだけでなく、「日本のキリスト教思想」の「の」についても、十分な議論が必要になる(「の」をめぐる対格と主格との関係・区別がもっとも有名であろう)。実は、この点についても、北森嘉蔵から大木英夫・古屋安雄を経て、現在にいたる議論の蓄積がなされており、今回紹介するのは、この「の」についての先行研究として位置づけうるものであり、方法論的考察(序章の議論)としても、重要な文献である。

森本あんり
『アジア神学講義──グローバル化するコンテクストの神学』
創文社、2004年。

序章

第1章 アンドルー・パク 「罪」の補完概念としての「恨」
第2章 C.S.ソン 「応報の神」へのアジア的批判
第3章 小山晃佑 対立と受容の背面構造
第4章 ジュン・ユン・リー 文脈化のもたらす新たな相克

終章

引用文献一覧
あとがき
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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