新島襄伝の文庫化

 新島襄は、明治日本のキリスト教思想を論じる上で重要な人物の一人であるが、キリスト教思想という観点からは、必ずしも十分な解明がなされてきたわけではないように思われる。まずは、伝記や評伝が整う必要があるが、新島伝の一つが文庫化され、読み安くなったので紹介したい。解説が付加された。

和田洋一『新島襄』
岩波現代文庫、2015年(日本基督教団出版局、1973年)

まえがき
凡例

序章
 一 幕末の国外脱出者
 二 新島襄の誕生と家系
 三 幼年のころ、手習いとおじぎ
 四 少年期、学問への意志の芽ばえ

第一章 自由と文明へのあこがれ
 一 海のかなたへの関心
 二 不安と同様の一年二か月
 三 送別の宴、江戸から函館へ
 四 函館を脱出、一路上海へ
 五 上海からボストンへ

第二章 長期にわたるアメリカ滞在
 一 無一文の亡命客
 二 清教徒的風土の中で
 三 アーモスト大学を卒業するまで
 四 自由な日本公民として
 五 ヨーロッパの旅、視察と休養
 六 キリスト教主義大学設立の夢

第三章 京都に同志社を創立
 一 帰国
 二 イエス・キリストの奴隷
 三 同志社英学校の発足
 四 社長としての新島の姿勢
 五 新島と生徒、新島とクラーク
 六 新島にとっての女子教育

第四章 東に奔ち西に走る
 一 自責の杖
 二 マジメ人間の道楽
 三 自由民権派との接触
 四 欧米再遊
 五 新島の反対による教派合同の挫折
 六 「同志社大学設立の旨意」
 七 五平伝説、寒梅の詩、遺言

あとがき
第四版の刊行にさいして
略年譜
参考文献

解説 (佐藤優) 
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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