70人訳聖書の意義

 初期キリスト教にとって、ヘレニズム・ユダヤ教のギリシャ語訳聖書がもっていた意義については、広く知られており、日本ではこの70人訳聖書の翻訳もなされている(秦剛平)。しかし、70人訳聖書の意義は、繰り返し強調するに値する問題であり、しかも、漠然と理解されているほど単純な問題ではないことも理解しておく必要がある(田川建三)。

 今回紹介するのは、この70人訳聖書への入門書である。

土岐健治
『七十人訳聖書入門』
教文館、2015年。

まえがき
凡例・記号

第1章 ユダヤ教とキリスト教におけるディアスポラと七十人訳聖書
第2章 ユダヤ教とキリスト教におけるユニヴァーサリズム(普遍主義)と七十人訳聖書
第3章 七十人訳聖書の背景としてのヘレニズム時代とローマ帝国
第4章 プトレマイオス王朝支配下のアレクサンドリアにおけるモーセ五書のギリシア語訳の開始と成立
第5章 七十人訳聖書以外のギリシア語訳旧約聖書
第6章 オリゲネスとヒエロニムス
第7章 七十人訳聖書と新約聖書
第8章 七十人訳聖書の諸特徴
第9章 七十人訳聖書とキリスト教
第10章 七十人訳聖書の伝承と最近の研究状況

あとがき
主要参考文献
古代著作索引
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

LogosOffice

Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Translation(自動翻訳)
FC2カウンター
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR