キリスト教思想と徳論

 現代思想における動向で、キリスト教思想との関連で注目すべき動きの一つは、徳論の動向である。代表的なものは、マッキンタイア(『美徳なき時代』など)であり、その背後にはアリストテレス哲学の伝統が存在している。キリスト教思想でこの動きに呼応するものとして位置づけられるのが、イェール学派に属するハワーハスであり、日本でもすでに少なからぬ著作が翻訳されている。しかし、まだ十分な認知に至っていないかもしれない。しかし、環境や経済との連関においてキリスト教思想を考えようとする場合、はずせない思想家である。

S・ハワーワス、C・ピンチス
『美徳の中のキリスト者──美徳の倫理学との神学的対話』
教文館、1997年。

日本語版への序
はしがき
序文

第一部 アリストテレスの主題についての考察
  第一章 時間における幸福について
  第二章 幸福の美徳
  第三章 旅における仲間たち──友情の必要性

第二部 現代の美徳復興に対する応答
  第四章 美徳の確信とキリストの平和
  第五章 友情と脆さ
  第六章 異教主義的美徳とキリスト教的思慮

第三部 キリスト者の美徳の実例
  第七章 希望に満ちた美徳の展開について
  第八章 服従か美徳か
  第九章 勇気の実例
  第十章 忍耐の実践──キリスト者の病み方



あとがき (東方敬信)
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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