アガンベン・メモ10

1月3日分の記事です。これが、「II 典礼と規則」の最後の部分です。次の「Ⅲ〈生の形式〉」へ向かう「閾」です。


「修道院制度」「キリスト者の"forma vitae"[生の形式]を実現し」「もっとも厳格な試み」
「修道院制度の活力とアイデンティティは、教会典礼に対してどの程度まで自らの特殊性を堅持できるかにかかってくることになる」
「秘跡の実践における司祭個人の主体性となされた業(ex opere operato)の効果とを分節化すると同時に切り離すモデル」
「コエノスビオス(共住修道院)は二つの相反する緊張が経過する力の場として立ち現れる」「一方では生を典礼へと解消してしまおうとして」「もう一方では典礼を生に変容させる方向へと」(115)
「これは同じ一つの過程の二つの面」「未曾有のアポリア的形姿」
「存在論と倫理学は長期にわたる危機に突入し、三位一体のオイコノミアと典礼による神の業の実現が、神の人間の行動の新しいパラダイムを定義することとなる」
「存在と行動、法律(文書)と生のあいだの相違が漸次対称的なかたちで撤廃されていき、教会典礼が操作的に実現する、存在が行動へと、生が文書へと、まるで渾然一体するのが、修道院の場合には正反対の方向へ作用し、文書(法律)から生へ、行動から存在へとむかっているかのようであるということなのだ」(116)
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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