フリーメイソンと宗教学

 宗教学のテーマに儀礼論(機能主義的あるいは構造主義的といった分析手法が古典的)が存在するが、以前にこうしたテーマの実例としてフリーメイソンの入会儀礼を取り上げたことがある(数年集中的に文献を集めた)。しかし、フリーメイソンは、儀礼論の実例に尽きるものではなく、西洋近代を理解する上で重要な位置を占めており、キリスト教研究にとっても十分取り上げるに値する問題である。もちろん、フリーメイソンにはおおくの「神話的」「伝説的」な言説がまといつき、その実質を理解するのはかなり難しい問題になる。
 本日の、朝日デジタルに、「世界最古の秘密結社フリーメイソン、カメラマンをその閉ざされた扉の向こうに招き入れる(画像集)」が掲載されていたので、紹介しておきたい。

 カメラマンのジェレミー・クリプキは、「神秘的な光」に言及しているが、これは、古代に遡るメタファーであり、17世紀から18世紀の思想世界で特に重要な役割を果たすものである。光は、神秘・超越と人間の内面を繋ぐ機能を有している。
 
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