『学術の動向』から

『学術の動向』(2016. 2)が届きました。
 今回は、昨年のノーベル賞受賞の特別企画と、特集「農学の新展開に向けて」の二つです。本ブログには、直接関係あるような内容ではありませんが、一応、紹介まで。

【特別企画】大村智博士と梶田隆章博士の2015年ノーベル賞受賞
・「北里研究所での創薬研究の歴史と大村智先生」供田洋
・「格別なる贈り物・エバーメクチンの発見から生合成研究まで」池田治生
・「素粒子の標準模型を初めて超えた大発見」村山斉
・「ニュートリノ振動、それによるニュートリノ質量の発見」中畑雅行

【特集】農学の新展開に向けて─情報科学と数理・物理科学の視点を取り入れた分野横断農学─
・「微生物化学の情報学的新展開」吉田稔
・「ナノ粒子界面を使って考える生物環境流体物性論」足立泰久
・「土・水環境に遍在するフミン物質の構造化学的特徴とその多様性成」藤嶽暢英
・「食品の冷凍と水の挙動」鈴木徹
・「樹木の中の水の流れをどうとらえるか」黒田慶子
・「異分野との接点が生む出す新学問─近赤外分光計測を例として─」土川覚
・「植物機能リモートセンシングとフェノミクス研究への展開」大政謙次
・「作物の環境応答における生理生態・遺伝・微気象モデルの融合的アプローチ」長谷川利拡
・「水産資源研究と物理学・数理学の接点」中田英昭
・「宇宙開発と農学の接点─閉鎖生態系生命維持システムの構築─」北宅善昭
・「まとめと今後の展望」中田英昭・甲斐知恵子

 以上のように、今回の『学術の動向』は、キリスト教思想研究と内容的に関連したものはほとんど見られない。しかし、いくつか考えるべき問題は存在する。
・様々な研究分野の融合による新展開という研究の方向付けは、自然科学を超えて、社会科学から人文科学へと浸透し、その要求は高まる一方である。思想研究のあり方が問われているという意識は必要である。自然科学と同じ研究モデルは使えないとしても。
・日本社会ではやはり「・・・賞」が重要ということだろうか。では、ブランドとなる「賞」を作ってはどうだろうか。
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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