ティリッヒと政治思想12

比較的最近紹介した文献から、「ティリッヒと政治思想」に関わる論考を再度取り上げます。

Russell Re Manning (ed.),
Retrieving the Radical Tillich. His Legacy and Contemporary Importance,
Palgrave, 2015.

8 Socialism's Multitude: Tillich's The Socialist Decision and Resisting the US Imperial (Mark Lewis Taylor)
11 Depth and the Void: Tillich and Žižek via Schelling (Clayton Crockett)

 「ティリッヒと政治思想」を論じる上で欠くことができないのは、1933年刊行の『社会主義的決断』であるが、このドイツ時代の主著を批判的かつ詳細に論じた研究がいまだ研究課題として残されている。同様なものとして、1923年の『学の体系』や1926年の「カイロスとロゴス」が挙げられる。こうしたかなり難解な主著・主要論文を回避したティリッヒ研究は、底が浅いと言わざるを得ない。
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