キリスト新聞から

キリスト新聞(第3391、2016. 3. 19)が届きました。今週号の内容の紹介をいたします。

<第一面>
・「東日本大震災国際神学シンポジウム」「DRCnet聖学院大・東京基督教大がフラー神学大と共催」
 「シェンク氏「幸福の使信を生きる実践へ」」「吉田氏「圧倒的に無力な自分役立てたい」」
 2月29日と3月1日、お茶の水クリスチャンセンターで「東日本大震災国際神学シンポジウム」が開催。テーマ「キリストさんと呼ばれて──この時代、この地でキリスト者であること」。
 初日、一般教職者・信徒を対象とした、ウィルバーと・シェンク氏と吉田隆氏が主題講演。パネルディスカッション、六つの分科会。

・「地域の人々の土俵で考える教会に」「DRCnetが5年間の活動を総括」
 お茶の水クリスチャンセンターの一部門である「災害救援キリスト者連絡会」(DRCnet)が、2月6日に、「東日本大震災を考える」集会」を開催。「救援活動にあたる教会・団体・個人と被災地をつなぐ「ハブ」としての役割を果たしてきた同会の5年間の活動を総括」。木田惠嗣、倉沢正則の両氏が発題。

 まず大切なことは、継続すること。次に、大切なことは、繰り返し反省し改善すること。

「Headline/ヘッドライン」:
・「原子力に依存しないエネルギー政策へ 原発事故5年に際し日基教団議長声明」
・「日本軍「慰安婦」問題でNCC女性委声明 謝罪と賠償、記憶の継承を」
・「ウイクリフ・アソシエイツ」「世界ウイクリフ同盟」との連携解消」
   「父」「神の子」の訳語の問題!

<第二面>
「Topics/トピックス」
・「宣教」:「21日に「キリスト教学校合同フェア」「ラグビー・岩渕健嗣氏の特別講演も」
 「カトリックとプロテスタントの小学校・中学校・高等学校計39校が参加する「キリスト教学校合同フェア」が、3月21日、青山学院高等部で開催される。5回目。
 「フェアに合わせ、「One in Christ Cup」と名付けられた女子バレーボール大会も行われる。」

 キリスト教学校も大変な時期を迎えている。発信する力、ブランド力、こうした点での取り組みは、確かに死活問題だろう。大学も同様である。

・「海外」:「アメリカの国際政治の行方」「米国国家朝餐祈祷会に参加して」
 「一般財団法人日本聖書協会総主事 渡部信」
 2月4日(木)に開催された、恒例の「第64回米国国家朝餐祈祷会」がワシントンで開催。「アメリカ上院・下院議員主催の、大統領を含む約3千人を超える出席者」、「海外から500名を超える政治家・企業人が招待」
 「アメリカ大統領のスピーチ」「時の大統領の宗教観に根差す政治姿勢を直接耳にできる唯一の機会」
 「「21世紀がもはや、キリスト教信仰の唯一性だけでは現実世界の問題を解決できない」というアメリカの政治的現状を認めた発言とも読める。」「「宗教多元論」の延長線上で、キリスト教の真価がわらし究められるべき時期に来た」

 現在進行中のアメリカ大統領選挙をどのように解釈するかは、重要ではあるが、難しい問題である。この30年のアメリカの変化を視野に入れないことには、そして、世界でアメリカが何を行い、どのような事態が進行中であるか、特にアメリカの状況は、いくつかの方向性の違うベクトルが作用して蛇行しつつ進んでいることを念頭におく必要がある。これは、キリスト教にとっても決定的な意味を持つ問題である。

「Satellite/サテライト」:
・「「国際NGOと福島の談話」 28日にイグナチオ教会で」
・「神戸市立博物館が2019年に ザビエル特化の提示スペース」
・「ワールド・ビジョン・ジャパン「福島子ども支援事業」開始」
・「長崎県アンテナショップでキリスト教関連遺産模型展示」
・「関東学院大でシンポジウム「死刑の倫理を問う」」
・「西脇市、関学大と連携協定 まちづくりなどで協力」
・「立教大学2017年度入試より Web出願・入学手続きを開始」
・人事「沖縄キリスト教学院大学、沖縄キリスト教短期大学」

<第三面>
・「終活・なんでも相談室 Q+A」
 Q:通夜だけ自宅で挙げるのは可能?
 A:不可能ではありません。
 今回のお相手:岡田守生さん(有限会社ディーズ代表取締役)
 
 「直葬」「家族葬」「密葬」。「葬儀形態の多様化に伴い、それぞれを区分するための造語」

 現実(生)を区分・分節するために言語が生み出される、という事態。なるほど。
 
・服部弘一郎(映画評論家)「映画(スクリーン)の中のキリスト教」
 「イエスのいないキリスト列伝(9)」:「スーパーマン リターンズ」(2006年)
 「なぜスーパーマンは必要なのか?」
 「なぜ人はスーパーヒーローを求め、それに魅了され、声援を送り続けるのだろう。」
 「映画のテーマになっているのは、「スーパーマンが不在の世界」だ。」
 「この世界で人々はスーパーマンに頼ることなく、自分自身の力で生きることを求められている。地球に戻ってきたスーパーマンには自分の居場所がない。」
 「このスーパーマンは、現代人にとっての神のメタファーだ。」
 「この映画は「スーパーマンのいない世界に生きる人々」を描くことで、「神のいない世界に生きる人々」を描いている。果たして人は、神なしに生きることができるのだろうか? その問いに対するこの映画の答えは明確だ。神は決して人から離れない。彼はいつでも、我々のすぐ近くにいる。」

 このように考えると、映画は重要な研究対象であることがわかる。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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