経済の神学3

 経済の神学は、21世紀に入り、大きな関心を集めるようになった、研究領域であるが、1990年代ごろには、すでにいくつかの問題連あ関においてなされていた。たとえば、次のものである。

1.Sondra Ely Wheeler, Wealth as Peril and Obligation. The New Testament on Possessions, Eerdmans, 1995.

2.Richard B. Hays, The Moral Vision of the New Testament. Community, Cross, New Creation. A Contemporary Introduction to New Testament Ethics, Continuum, 1996.

3.Max L. Stachouse, Public Theology and Political Economy. Christian Stewardship in Modern Society, University Press of America, 1991.(M.L.スタックハウス『公共神学と経済』聖学院大学出版会、2004年。)
      ,Covenant & Commitments. Faith, Family, and Economic Life, Westminster John Knox Press, 1997.
4.山本栄一『問いかける聖書と経済──経済と経済学を聖書によって読み解く』関西学院大学出版会、2007年。

 経済の神学の基礎は、聖書解釈であり、ウイラーのものはその典型である。聖書学においては、経済は一つの研究テーマとして存在している。
 しかし、1990年代頃の特徴は、それが、伝統的なキリスト教倫理といった領域だけでなく、環境あるいは公共性といった問題との関わりで論じられている点にあり、これは21世紀においても変わらない動向である。


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