『情況』から

 『情況』(2016年、2/3月号、世界書院)が届きました。
 今回の特集は、「柄谷行人」です。

◆巻頭特集
・巻頭言:座礁しつつある辺野古新基地建設 (深沢一夫)
・巻頭対談:大衆の情念と思想なき暴力──日中現代政治の視覚 (菅孝行・加々美光行)
・張一兵著『レーニンに帰れ』──「日本の読者へ」・「推薦文」(ジジェク) (張一兵)
・中国観照(九回)尖閣と沖縄変遷、天皇の沖縄メッセージを知らない朝日新聞 (矢吹晋)

◆特集 柄谷行人
・対談:柄谷行人論 小林敏明『柄谷行人論』刊行を記念して (高橋順一・新田滋)
・柄谷行人論──個人的な読み方 (柏井宏之)

◆特集 白井聡『戦後の墓碑銘』書評
・学生書評特集 白井聡『「戦後」の墓碑銘』 (井田敬・木本将太郎・安井遼太郎)

◆書評特集:長原豊『ヤサグレたちの街頭』
・『ヤサグレたちの街頭──瑕疵存在の政治経済学批判序説(航思社)』 (長原豊・絓秀美)
・都市感覚の論理学:街頭・傷跡・外 (佐藤淳二)
・資本の論理の外部/資本の外部の論理:一つの政治経済学批判のためのメモランダム (佐藤隆)
・ハード・タイムズ・カム・アゲイン・ノー・ホエア (松本潤一郎)

 そのほかに、重信房子の「中東二〇一六年──「サンクス・ピコ」から百年」などの論考が収録されている。

 以上からもわかるように、今回の『情況』は、書評誌といった印象が強い。これが『情況』の編集方針なのだろうか。「柄谷行人」特集についても、今の「情況」において、どうして「柄谷行人」なにか意図が不明、また特集としては中途半端。ぜひ、『情況』らしい、「情況」を照らしリードする内容を盛り込んで欲しい。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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