現代の仏教思想

 現代世界において、諸宗教は共通の課題に直面しており、キリスト教思想を考える上で、仏教思想の動向はさまざまな点で参照できるものとなっている。今回紹介するのは、ダライ・ラマについての思想研究であり、「共苦(ニンジェ)」という思想観点から、ダライ・ラマの豊かな思想世界(宗教的多元性、民主化・人権・非暴力、科学・健全な懐疑主義、環境、贈与論など)が描きだされている。キリスト教思想と多くの接点を有する思想世界がここにある。

辻村優英
『ダライ・ラマ──共苦の思想』
ぷねうま舎、2016年。

はじめに 「共苦」と近代──ダライ・ラマ思想の源泉

第一章ダライ・ラマ十四世とは誰か?
第二章 共苦の宗教思想
第三章 共苦の政治思想
第四章 共苦と科学思想
第五章 共苦の環境思想(自然・社会)
第六章 共苦の贈与論
第七章 共苦の応答
終章  理想と現実のはざまで──欲望・自由、共苦


謝辞
あとがき
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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