キリスト新聞から

キリスト新聞(第3393、2016. 4. 2)が届きました。キリスト新聞の発行日は、4月に入りましたが、いよいよ2016年度です。

<第一面>
・「『愛のうちに共に育つ』教育を」「神奈川・湘南地区カトリック学校が教会で魅力紹介」
 「宣教をけん引てきた力は失われていない」
 「カトリック学校で学ぶ魅力を、受験生に限らずさまざまな世代に伝えたいと、神奈川県湘南地区の小学校・中学校・高等学校7校が集まり、3月12日に鎌倉市のカトリック雪ノ下教会で初のイベントを開催した」。
 「西経一氏の講演や参加校によるパネルディスカッション」「約160人が来場」

 昨日は、同志社女子大学を会場に、日本基督教学会・近畿支部会が開催された。午前中の個人研究発表の後に、午後は、香華女学院の森考一先生による講演を中心としたシンポジウムが行われた。テーマは「キリスト教教育がいま問われていること」であり、森先生の講演は、現在のキリスト教育が直面する危機とそれにいかに対応するかが具体的な問題として語られた。その中で、教会とキリスト教教育(学校)と神学とがそれぞれ危機的であり、しかもそれらが相互に結びつき連鎖していることが指摘された。
 プロテスタントはよくもわるくも自律的独立的であり、この連鎖を断ち切る動きを各セクジョンが共同で推進するという働きが弱いと言うべきかもしれない。それに比べて、カトリックは、教会と学校とが共同で動くという形をつくりやすいということだろうか。

「Headline/ヘッドライン」:
・「教皇訪日の実現「適切な機会に」 教皇庁外務局長が岸田外相に」
・「枢機卿会議で新たに聖人5人 マザー・テレサの列聖式は9月4日」
・「那覇での米兵による性的暴力事件受け バプ連性差別問題特別委が抗議文」
・「「緊急事態条項」の新設に反対 宗教者が緊急アピール採択」

<第二面>
「Topics/トピックス」
・「芸術」:「知里幸恵演じる女優・舞香さん」「「笹塚ファクトリー」最終公演からの新たな一歩」
 「『アイヌ神謡集』」の著者(編訳)であり、「キリスト者だった知里幸恵(1903~1922)の生涯を一人芝居で演じている舞台女優舞香さん」、「『神々の謡~知里幸恵の自ら歌った謡~』」は、「2009年に笹塚ファクトリー」「で産声を上げ、以後北海道を中心に各地で上演されてきた」、「3月末で閉館した笹塚ファクトリー」で「3月12日」、「「笹塚ファクトリーさよなら企画」と題し、同作品が上演」

 久しぶりに、昔に入手した『アイヌ神謡集』(岩波文庫、1978年8月30日、生協で入手となっている)を開いて見た。「銀の滴降る降るまわりに」に始まる、アイヌ語のローマ字での表記と日本語訳。岩波文庫には、知里真志保編訳の『アイヌ民譚集』も収められており、岩波新書には、久保寺逸彦『アイヌの文学』がある。こうした本を入手した切っ掛けが何であったのかは、不明である。

・「聖書:「「新約聖書の読み方」でシンポ」「日本語注解書の執筆陣が意見交換」
 『新約聖書解釈の手引き』(本ブログでも紹介)の刊行記念のシンポジウム「新約聖書の読み方」が3月5日に、日本聖書神学校で開催。

・「聖書」:「翻訳は「文化の違いを超え意味を伝達」」「聖書事業懇談会・横浜(日本聖書協会)」
 新共同訳聖書の次世代の新翻訳聖書事業についての講演と意見交換のための、「聖書事業懇談会・横浜」「どんな翻訳になるのですか?──新しい聖書の特徴」が、3月11日に、メルパルク横浜で開催。浦野洋司氏の「文化を超えて聖書の行間」と題した講演。

 聖書翻訳は大きな話題ですが、当然と言えば当然でしょうか。

 「Satellite/サテライト」:
・「WYDクラクフ大会 日本巡礼団が参加者募集」
・「長崎の五島観光歴史資料館 「教会群」の展示充実」
・「JOCS国際保健医療勉強会 16日に報告会を開催」
・「ICU学生がチュニジア─日本文化・科学・技術学術会議で受賞」
・「宮城県内の高等教育機関 地方創生推進事業を締結」
・「横浜国立大学と立教大学 相互協力・連携協定を締結」
・「上智大ソフィアタワー上棟式 17年4月の供用開始目指す」

<第三面>
・「終活・なんでも相談室 Q+A」
 Q:見積もりになぜ差?
 A:料金に対する考えの違い。
 今回のお相手:高見晴彦さん(株式会社シャローム代表取締役社長)
 
 葬儀費用の算出は、かなり複雑な印象がぬぐえない。
 
・服部弘一郎(映画評論家)「映画(スクリーン)の中のキリスト教」
 「イエスのいないキリスト列伝(11)」:「トゥモロー・ワールド」(2006年)
 「その赤ん坊は世界にとって最後の希望」
 「製作されたのは、10年前だが、西ヨーロッパに殺到する難民、イスラム系住民のデモ、武装過激派集団の暗躍。爆弾テロなど、世界のその後を予知したかのような内容になっている」
 「『トゥモロー・ワールド』は、ひとりの中年男がははらずも聖ヨセフと同じ役回りを演じることになる物語だ」、「不法移民の若い女性が産み落とす赤ん坊は、人類を救うキリストなのだ」。

 ヨセフの役割は、イマジネーションの刺激する問題である。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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