経済の神学6

 「経済の神学」の続きです。現在のキリスト教思想において、経済が活発な議論の対象となってきたことの背景には、リーマン・ショック(2008年)が存在していることは疑いないが、その前後から、経済の神学いうべき動向が顕著になっていることには留意すべきであろう。
 たとえば、すでに本ブログでも紹介の次の文献である。
 
Ronald J. Sider,
In an Age of Hunger,
Thomas Nelson, 2005.

Douglas A. Hicks,
Money Enough. Everday Practices for Living Faithfully in the Global Economy,
Jossey-Bass, 2010.

 グローバル化する経済と、それを主導する新自由主義。こうした状況が、富の遍在と貧困の蔓延という問題を深刻化し、キリスト教思想における取り組みを求めているのである。経済をめぐる神学的思索は、もはや周辺的な課題ではなく、さまざまな問題と結び付くことによって、大きな問題群を構成しているのである。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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