学会も新年度を迎えて

 昨日は、早稲田大学で、日本宗教学会・理事会が開催された。9月の学術大会に向けた準備が本格的に始まり、学会も新年度となります。
 理事会で感じたのは、学会も現代という時代の中で、大きく変わりつつある、おそらく変わらねばならないということである。

・学会は、国際的な学的な相互交流の中で、積極的な発信が求められている。英文雑誌を企画し、国際学会との関わりを促進する。日本宗教学会に属するすべての研究領域が同じ仕方で国際化が可能なわけではないとしても、この動きは押しとどめようもない。問題は、現代の国際化は、明治時代の知的エリートの欧米留学とどこが異なるかである。

・学会は、健全な財政に基づく活動が求められているが、しかし、営利団体ではないので、繰越金が年々増大することは、決して好ましくない。会員の研究の活性化に資する視する新たな試みが求められる。

・しかし、中長期的に見ると、学会財政は縮小する方向で推移することが予想される。日本の人口減少は、学会の会員数にも当然影響すると考えられるからである。この方向に対処するのは、少ない予算で同じ程度の活動を行う工夫が必要であり、その準備は早めに開始されねばならない。学会誌の電子化などはその典型であり、学術大会の経費面でのスリム化も必要である。

 以上の学会が直面する状況を見据えつつ、今年度も学会活動は開始された。
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