社会脳研究、ロボットと共生する社会

これまで、社会脳というテーマに関連して、苧阪直行編の「社会脳シリーズ」(新曜社)を紹介してきた。今回紹介するのは、その最後の巻であり、このシリーズは全9巻で完結した。もちろん、社会脳研究はこれからは本格的な段階であり、これで研究が終わったわけではない。特に、宗教はこのシリーズではテーマ化されなかった。残された課題は多く存在する。
 最終刊は、脳科学との関連で問われるべきテーマであり、実際すでに一定の議論が存在する、人間と機械との接合・関連付けの問題、ロボットである(サイボーグもここに入るか)。

苧阪直行編
『ロボットと共生する社会脳──神経社会ロボット学』
新曜社、2015年12月。

「社会脳シリーズ」刊行にあたって
社会脳シリーズ9『ロボットと共生する社会脳──神経社会ロボット学』への序

1 心の理論をもつ社会ロボット──ロボットの「他者性」をめぐって(苧阪直行)

2 ロボット演劇が魅せるもの(坊農真弓・石黒浩)

3 人工共感の発達に向けて(浅田稔)

4 ロボットに「人間らしさ」を感じる人々(神田崇行)

5 遠隔操作アンドロイドを通じて感じる他者の存在(西尾修一)

6 アンドロイドへの身体感覚転移とニューロンフィードバック(西尾修一)

7 感覚・運動情報の予測学習に基づく社会的認知機能の発達(長井志江)

8 人間とロボットの間の注意と選考性(吉川雄一郎)

9 ブエイン・マシン・インターフェース──QOLの回復を目指して(平田雅之)

引用文献
社会脳シリーズ1~9巻総事項索引
社会脳シリーズ1~9巻人名索引

 最後に収録の社会脳シリーズ1~9巻の総索引は便利である。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、今後開設の別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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