キリスト新聞から

キリスト新聞(第3399、2016. 6. 4)が届きました。本日は5月最後の日ですが、前期の授業もちょうど中頃となります。あと半分、あるいはまだ半分・・・。

<第一面>
・「〝宗教家〟招き葬儀を語る」「市民団体が東京・三鷹で勉強会」
 「葬儀は生を見つめ直す機会」

 「死とは何か」「葬儀とは何か」という課題に正面から向き合い、宗教者と一緒に考えようとする勉強会「シリーズ『市民のお葬式』パート1・宗教家と語るお葬式」が、5月7日に、東京都三鷹市の市民協働センターで開催。主催は、「2025年問題研究会」と「みたか・みんなの広場」。登壇者は、内田智康(浄土宗信楽院副住職)と青木義紀(日本同盟基督教団和泉福音教会牧師)の両氏。

 葬儀をめぐっては、大きな変動がはじまっており(あるいはより大きな変動の一端)、さまざまな取り組みが進行中。当然、宗教者の役割は小さくないはずであるが・・・。

・「6月に東北で初の神学講座 Ministry」「石居基夫氏らが出前授業」

 雑誌「ミニストリー」の編集委員らが講師となる「ざっくりわかる出張『神学講座』」(実践神学にまつわる45分の授業)が6月27日、日基教団東北教区センター・エマオで開催。東北では初、石居基夫、古谷正仁、吉田新の各氏が、講演(死生学、教会教育、聖書に関連して)。

 神学講座はどの程度需要があるのだろうか。本来、これはどこが担うべきなのか。 

「Headline/ヘッドライン」:
・「伊方原発3号機の再稼働に反対 カトリック正平協が四国電力に申入書」
・「〝伊勢神宮を参拝しないで〟 「牧師の会」サや同盟教団が要請」
・「カトリック正平協が要請書 G7開催にあたり死刑廃止求める」

<第二面>
「Topics/トピックス」
・「教会」:「〝平和の構築は、一人ひといの役目〟」「教皇ヨハネ・パウロ2世の来日35周年記念会」

 教皇ヨハネ・パウロ2世が1981年2月に広島で「平和アピール」を発信してから、35年。上智大学でがポーランド広報文化センターと共催で、「教皇ヨハネ・パウロⅡ世の平和アピールと現代世界」と題するイベントを、5月11日に開催。ドキュメンタリー映画『平和の巡礼者ヨハネ・パウロⅡ世』の監督、千葉茂樹氏と、石野澪子氏がトークセッション。その後、第二部として特別シンポジウム。ヤロスワフ・クプチャク氏、小山英之氏が基調講演。

 「平和」というテーマは、再度集中的に語るべき時期にさしかかっているのかもしれない。

・「宣教」:「遣わされた地で福音に生きる」「KGK70周年に向け、大嶋重徳総主事就任式」
 キリスト者学生会(KGK)は、5月2日に、来年の70周年に向け、70周年記念行事のキックオフ集会を開催。今年より、12代目の総主事に就任した、大嶋重徳氏の就任式を行う。

 KGKの70周年、そんなに時間が経過してきたのかと改めて、思わされる。

・「神学」:「日本文化とキリスト教信仰対比」「上野の森キリスト教会でJ・フーストン氏」
 ジェームズ・フーストン氏を迎え、5月3日~5日に、セミナー(上野の森キリスト教会)。テーマは「キリスト教の霊性の継承──クリスチャンの関係性を見直す」。

 「Satellite/サテライト」:
・「日基教団、各教区で総会」
・「長崎の教会群2資産 世界遺産推薦より除外」
・「東京YMCA西東京センター60周年迎え記念会」
・「東北学院大デフォレスト館 重要文化財指定へ」
・「ICUで「キリスト教週間」」

<第三面>
・「終活・なんでも相談室 Q+A」
 Q:葬儀に数珠を持参しても?
 A:周囲へ配慮したうえで。
 今回のお相手:高見晴彦さん(株式会社シャローム代表取締役社長)

 「なお、葬儀士であるわたし個人としてはこのような回答になりますが」とあるように、こうした問題については、十分な検討や合意が存在しているわけではない。それだからこそ、「周囲への配慮」となるわけであるが、キリスト教おける葬儀の意味という基本から考えることが、次の段階としては必要になる。

・服部弘一郎(映画評論家)「映画(スクリーン)の中のキリスト教」
 「神なき時代のキリスト教映画(1)」:「汚れた顔の天使」(1938年)
 「神父になった男は親友を救えるのか」

 「ロッキーは親友のジェリーを決して裏切らない。・・・だが友情が真実だとしても、ロッキーが反社会的な犯罪者であることは代わらない」
 「ロッキーは人生の最後まで、とうとうキリストに出会うことができなかった。現代社会では、神に出会うことのいかに困難なことか・・・。」

 今回から、新しいセクション「神なき時代のキリスト教映画」に入っているようです。現代を問う上で、映画は重要な素材になることは疑いないが、問題はどのように映画を分析するか、しかも、キリスト教という視点から。
 ・現代の特殊性はどこになるのか。「神に出会うこと」の困難さは、特に現代だからなのか。
 ・「とうとうキリストに出会うことができなかった」は、この映画に即して言えばそうかもしれない。しかし、「キリストに出会う」とは別の理解も可能なはず。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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