宗教哲学2

 前回に続き、リーゼンフーバーさんの文献を紹介します(かなり以前に数年前に、本ブログで一度紹介したはずですが)。前回が中世哲学であったのに対して、今回は近世哲学であり、宗教哲学の成立期に重なり、また現代日本における問題状況との関連もより明瞭になります。

K・リーゼンフーバー
『近世哲学の根本問題』
知泉書館、2014年。

序文

第一部 言語と歴史
第一章 解釈学と言語分析──対話への手掛かり
第二章 歴史哲学と歴史理解
第三章 時間と歴史
第四章 呼びかけへの傾聴──言語の超越論的構成機能について

第二部 自由とその根底
第五章 自由な自己規定と意味への関わり
第六章 意味と価値──言語論的観点から
第七章 価値と存在──リンテレンの価値哲学から出発して
第八章 無の概念と現象

第三部 超越理解と宗教論──フィヒテ、ハイデガーをめぐって
第九章 フィヒテと現象学──フィヒテ思想(一八〇四─〇六年)における現象概念について
第十章 フィヒテの宗教思想の生成──『浄福なる生への導き』を中心に
第十一章 フィヒテの宗教哲学的思惟の根底
第十二章 ハイデガーにおける進学と神への問い

第四部 純粋経験と宗教──西田哲学をめぐって
第十三章 西田幾多郞──生涯と思想
第十四章 「純粋経験」の宗教的側面
第十五章 前期西田におえkる自己意識と自由意志
第十六章 純粋経験と絶対意志

初出一覧
索引

 前回紹介の『中世哲学の源流』と合わせて、現在宗教哲学を論じる上で、基礎的な議論がなされている。そして、9月の日本宗教学会での講演は、「意味への問い──宗教哲学の根拠づけために」であり、一貫した問題の追及の足跡がうかがえる。
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