『情況』から

 『情況』(2016年、4/5月号、世界書院)が届きました。
 今回は、「学生の叛乱・チェルノブイリ」特集です。事情があって、わたくしに手元のとどくのが、遅れたために、やや時間がずれた感じになりました。しかし、学生の「叛乱」ということでは、7月にもぴったりかもしれません。

◆巻頭特集
・「新左翼はなぜ力を亡くしたのか? 関西ルネ研講演記録」 (太田昌国)
    内容は興味深かったが、タイトルとのかかわりがやや不明。

・「資本主義像の再構築(上)」 (矢沢国光)
・「中国観照(一〇回)蒋介石とカイロ宣言」 (矢吹晋)
・「サミットビラ/沖縄報告」 (深沢一夫)

◆特集 チェルノブイリ事故30周年
・「チェルノブイリ事故と福島事故」 (今中哲二)
・「【論考】線量限度とは何なのか──命を使い捨てにする思想」 (奥村岳志)
・「チェルノブイリ事故三〇年目の真実と福島事故」 (蔵田計成)

◆特集 学生運動特集、20~40代からの提案
・「学生の叛乱」 (栗原康)
・「私的学生運動雑論」 (井田敬)
・「じぶんの原則にしたがって行動するだけ」 (安井遼太郎)
・「シェアハウスの時代の総括と今後の展望」 (菅谷圭祐)
・「自治寮からシェアハウスへ」 (Pha)
・「僕は商業地でのコーヒーショップを閉め、住宅街での食堂を開く」 (藤野ふみや)
・「変容させられる日本社会と労働運動」 (渡辺学)
・「介護産業の困難と介護労働運動の取り組み」 (南守)
・「16年テーゼ」 (名古屋共産主義研究会)

 この雑誌について、常々思うことは、「特集」の範囲がわかりにくいこと。どこで「学生運動特集」は終わるのか。更に言えば、なぜ今この「特集」なのかが、読者に伝わるのだろうか、とも思う。わかる人はわかるのだろうか。

 そのほかに、さまざまなタイプの文章が収録されている。やや雑然とした印象。
なとえば、書評。
今回は、「『佐野碩 人と生涯』書評──無謬の存在」 (高橋宏幸)

 なお、今回は「編集後記」に〈巻頭言〉と〈編集後記〉が入っている。いつも、こうだったのだろうか。〈編集後記〉では特集の説明がなされているが、これは、本来それぞれの特集の冒頭で行うべきものであり、編集後記自体は、もっとコンパクトにした方が、すっきりする。
 ともかくも、次号の特集は、「世界金融危機」とのこと、こちらはなかなか楽しみである。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

LogosOffice

Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Translation(自動翻訳)
FC2カウンター
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR