宗教哲学3

 宗教哲学について文献紹介を初めてきているが(以前にも同様のタイトルで連載を行ったことがある)、リーゼンフーバーさんの関連文献としては、比較的最近刊行の著作集にも触れておくことが必要だろう。全5巻であるが、ここでは、いくつかのものについて紹介する。

 今回は、第Ⅰ巻。

クラウスリーゼンフーバー小著作集
『超越体験 宗教論』
知泉書館、2015年。

序文

第一章 語ることと聴くこと

第二章 ニヒリズムに臨む宗教

第三章 製作的理性の意義の肯定──科学・技術時代における宗教の未来に向けて

第四章 意義の発見から神との出会いへ

第五章 超越理解と神体験

第六章 祈りの人間論的構造

第七章 根本決断の構造──自由と信仰行為の関連をめぐって

第八章 現代思想における黙想

第九章 非対象的瞑想の理解のために

第十章 存在認識と啓示の哲学

第十一章 生きる拠りどころとしての言葉

初出一覧
全巻目次
索引

 この著作集については、9月下旬刊行予定の『日本の神学』(日本基督教学会)において、稲垣良典氏の書評論文が掲載されることになっている(現在は校正中)。これだけの内容の著作をしかも5巻まとめての書評は大変な作業である。
 リーゼンフーバーさんの一連の著作は、現在、日本語で読める宗教哲学・キリスト教思想の重要文献であり、ぜひ、視野に入れておきたいものである。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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