キリスト新聞から

キリスト新聞(第3406、2016. 7. 16)が届きました。以下、紹介を行います。7月半ば、昔ならば、そろそろ夏休み気分の頃ですが、まだまだ仕事は続きます(あと1ヶ月は十分に)。

<第一面>
・「学生の 『内なる声』を聴く」「これまでのキリスト教教育を批判的・反省的に振り返る」
 「日本キリスト教教育学会、明治学院大で大会」
 「なぜキリスト者は社会に関わるのか」「現実に触れなければ表明的な教育に」

 「日本キリスト教教育学会」の第28回学術大会が6月24~25日に、明治学院大学で開催。85人参加。前回大会に続き「これまでのキリスト教教育は受け手側で何が起こっているかを理解してきたか」という問題意識のもとで、学生の「内なる声を聴く」という趣旨。3人の学生を招いたフォーラム。

 キリスト教教育が、そもそも教育が問題を多く抱えていること、また学生の声を聴くことの大切さについては、おそらく教育に関わる者の共通の問題意識と思われる。しかし、問題が巨大で多岐にわたることから、議論をまず整理して提示することが求められる。今回の日本キリスト教教育学会の場合は、「キリスト教教育」を行っている「大学」が主要な問題の場として設定されていると思われるが、それはそれでよいとしても、教育の危機的状況のほんの一端にかすっただけのような印象である。今後のさらなる展開に期待したい。

「Headline/ヘッドライン」:
・「WCC中央委、DRCの復帰を決定 18年にはタンザニアで世界宣教会議」
・「改憲危惧し、慎重な投票を呼びかけ 改革派教会と同盟基督教団が各教会へ」
・訃報「三末篤實(きすえ・あつみ)さん」

<第二面>
「Topics/トピックス」
・「社会」:「〝キリスト者は隣人として闘って〟」「「ら予防法」廃止から20年、回復者が証言」
 「1996年に「らい予防法廃止に関する法律」が成立してから今年で20年」を記念し、「ハンセン病回復者」も証言に耳を傾けようする講演会「ハンセン病を正しく理解する講演会」が、6月25日に国立ハンセン病資料館で開催(好善社主催)。
 「IDEAジャパン」代表で、国立療養所多摩全生園元入所者も森元美代治氏が登壇。120名の参加者。

 忘れてはいけない歴史がここにある。

・「神学」:「神学的視点から市場経済を考察」「H・コックス教授がICUで講演」
 H・コックスが、5月6日に、ICUで「金の子牛と神格化された市場──グローバル消費者資本主義への神学的視座」と出して講演。主催は、同大学キリスト教と文化研究所。

 本ブログのテーマに関わる興味深い内容ではあるが、記事から見た感じでは、どうだろうか。一般向けのお話か。

・「学会」:「「聖戦と十字軍」テーマにシンポ」「京都ユダヤ思想学会で一神教研究者ら」
 京都ユダヤ思想学会は、6月19日、第9回学術大会を開催(同志社大学)。午後のシンポジウムでは「聖戦と十字軍──現代・歴史・一神教が交差するところ」のテーマで、山内進氏の基調講演とシンポジストからの応答が行われた。

 関係者の一人として、ご尽力いただいた方々に感謝したい。

・「教会」:「主使徒シュナイダー氏訪問記念礼拝」「『教理要綱』も翻訳出版─日本新使徒教会」
 新使徒教会の最高指導者=主使徒である、ルーク・シュナイダー氏が東アジアの最初の訪問日、5月22日に、京王プラザホテル記念礼拝を行った(日本新使徒教会)。

 なにか、いろいろな意味ですごそうな感じ・・・。

 「Satellite/サテライト」:
・「日基教団、各教区で総会」
・「日本福音同盟総会 JCE6受け事業計画表明」
・「カトリック那覇教区 基地問題理解深める小冊子」
・「祈れる店「キリストっぷ」営業中」
・人事「カトリック広島教区」
・人事「キリスト新聞社」

<第三面>
・「終活・なんでも相談室 Q+A」
 Q:家族が非信徒で葬儀が不安。
 A:自分の意思を家族と教会へ。
 今回のお相手:岡田守生さん(有限会社ディーズ代表取締役)

 これは、日本の教会ではかなり重要な問題である。 「自分の意思を家族と教会へ」はしっかり行っておくことが肝心であり、教会で繰り返し確認し合うべき点である。単純な誤解を含めた、トラブルが多くある。

 ・服部弘一郎(映画評論家)「映画(スクリーン)の中のキリスト教」
 「神なき時代のキリスト教映画(7)」:「ローズマリーの赤ちゃん」(1968年)
 「映画の裏側で、映画以上の恐怖が育っていた」

 「映画に登場する悪魔崇拝グループは、原作者アイラ・レヴィンの空想の産物だ。しかし本作が公開された翌年、この映画を監督したロマン・ポランスキーの妻が自宅で惨殺される事件が起きる。犯人たちは自分勝手な聖書解釈をする、カルト教団のメンバーだった。」

 映画は時代を映している。しかし、また懐かしい映画。

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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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