宗教哲学5

 今回は、宗教哲学自体に属するとは必ずしも言えませんが、宗教哲学が依拠する土台の一つである「宗教」に関わるものとして、リーゼンフーバー著作集より、次のものを取り上げます。

クラウス・リーゼンフーバー小著作集Ⅲ
『信仰と幸い──キリスト教の本質』
知泉書館、2015年。

序文
聖書略語

第Ⅰ部 主の祈り──イエスが教えた神との交わり
  はじめに
  第一章 天におられるわたしたちの父よ
  第二章 御名が聖とされますように
  第三章 御国が来ますように
  第四章 御心が天に行われるとおり、地にも行われますように
  第五章 わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください
  第六章 わたしたちの罪をお赦しください。わたしたちも人を赦します
  第七章 わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください・アーメン
  あとがき
  補遺 十字を切ること

第Ⅱ部 信じるとは──「信条」を理解する
  第一章 信じます
  第二章 天地の創造主、全能の神
  第三章 神である父
  第四章 父の独り子
  第五章 おとめマリアから生まれ
  第六章 苦しみを受けて葬られ
  第七章 死者のうちから復活して父の右におられる主
  第八章 聖霊を信じます
  第九章 聖なる普遍の教会
  第十章 聖徒の交わり
  第一一章 罪の赦し
  第一二章 体の復活、永遠の命を信じます
  補遺 聖霊の神学と霊性

第Ⅲ部 幸い
  第一章 幸い
  第二章 イエスにとっての幸い
  第三章 幸いへの道
  第四章 幸いなる貧しさ
  第五章 心の貧しさ
  第六章 幸いなる悲しみ
  第七章 内なる人の柔和
  第八章 飢え渇きのすすめ
  第九章 苦しみを癒やす憐れみ
  第十章 神を見て喜ぶ心
  第一一章 平和をもたらす幸い
  第一二章 迫害のなかの幸い

初出一覧
主要著作一覧
索引

 神父としてのリーゼンフーバーさんの側面を見ることができるように思われる(初出が、「会報『アガペ』」あるいは「福音宣教」となっていることからもわかる)。「キリスト教の本質」を、主の祈り、信条、山上の説教といった基礎テキストに即して論じるのは、適切であり、また叙述もわかりやすい。わたくしは、この著作集Ⅲを、「キリスト教の本質」という副題を見て入手したが、以上見たように、本書は宗教哲学的な宗教本質論の議論ということではなく、その点期待とは別の内容であった。しかし、宗教哲学の基盤の一つが扱われていることを考えれば、重要な文献であったことを納得している。
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