コプト正教会と日本

キリスト教はきわめて多様であり、日本ではまだほとんど知られていないキリスト教の教派・伝統は少なくない。コプト正教会はその一つであり、その長い歴史にもかかわらず(福音書記者マルコが1世紀に創立と言われる)、日本では数えるほどの専門家(山形孝夫さんなど)によって研究されるにとどまっている。しかし、先日、このコプト正教会が日本での活動を開始したとのニュースにふれることができた。これから、少しずつ、日本でも認知度が高まるかもしれない。
 このニューストは、京都府木津川市で、新聖堂開堂式が行われてというものである。

日本コプト正教会
オーストリア・シドニーおよび提携地区(日本)の司教区
聖職者:H.G.Daniel、Rev.Fr.Joshua Tadros

聖マリア・聖マルコ日本コプト正教会(京都府木津川市)の新聖堂開堂式
2016年7月18日

当日の式次第には、お香、イコン、ろうそくと光などを用いたコプト正教会の礼拝についての説明も記載されている。
また、次の文献が、コプト正教会を紹介するものとして、入手できた。

St. George Coptic Orthodox Church Melbourne-Australia,
(Prepared by Fr. Thomas Abdelmalek)
Our faith,
Al Marsa Printing & Publishing.
(978-977-85216-0-3)

これは、コプト正教会の紹介冊子(300頁弱)と言うべきものであり、Forward, Introduction に続いて、計100の問いに答える仕方で、コプト正教会の説明を行っている。

1 What is the faith of our Coptic Orthodox Church? から、100 What is the opinion of the church on human rights?までの100の問いである。

 エジプトの政治状況とのかかわりで、耳にすることもあったコプト正教会であるが、日本においてはまだまだ重要で未開拓なキリスト教研究分野が存在する。
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