キリスト新聞から

キリスト新聞(第3408、2016. 8. 6) が届きました。以下、紹介を行います。第三面に、「ビュン宣教師と小牧者訓練会に対する民事裁判判決確定を受けての、日韓の超教派の牧師たちによる声明文」が、第四面に、キリスト新聞社の広告が入るという紙面構成です。

<第一面>
・「京都・木津川 コプト教会初の会堂取得」「関係者ら100人が歴史的日を祝う」「〝自分たちの言葉で礼拝できる〟」「〝姉妹教会として受け入れて〟H・G・ダニエル司教」
 日本コプト正教会聖母マリア・聖マルコ・コプト正教会(京都府木津川市)の新聖堂開堂式が7月18日、同教会で開催された。コプト正教会が日本で会堂を取得したのは国内史上初」
 「日本について2004年ごろから祈ってきました。わたしたちの教会は、大阪、鹿児島、広島、鳥取、また東京に小さな集まりがあります。」

 1970年代頃から、エジプト・エチオピアで長い伝統を有するコプト教会は、海外への活動を進めはじめたと言われる。それが、日本に到達したわけであるが、日本にも非カルケドン派の伝統に立つキリスト教が存在することになったことは、大きな意味を有する出来事かもしれない。

「Headline/ヘッドライン」:
・「「互いを赦し、受け入れるように」司教協議会・高見三明会長が談話」
・「参院選結果受け、「なおも希望を」 同盟基督教団とバプ連が呼び掛け」
・「同形基督教団「教会と国家」委が声明 森喜朗氏「国歌」発言はペン法に反する」

<第二面>
「Topics/トピックス」
・「聖書」:「3・11を聖書学の見地から研究」「福嶋裕子、大宮謙、左近豊の3氏がシンポ」
 青山学院大学総合研究所叢書『3・11以降の世界と聖書──言葉の回復をめぐって』(日本キリスト教団出版局、2016年3月)の刊行を記念し、著者である、福嶋裕子、大宮謙、左近豊の3氏を迎えたシンポジウム「苦難と不条理の中でいかに聖書を読むか」が、日基教団美竹教会で開催。

 聖書をどう読むかは、近代聖書学が突きつけた宿題であるが、いまだ納得ゆく回答は得られていない。これが先鋭化するのは、こうした危機に直面してである。聖書学には、自らの前提を問い直し、関連諸学問領域に開かれた討論が期待される。日本では、それを担う担い手と場が欠けているのではないか。

・「政治」:「獣化する国家に立ち向かう希望を」「秘密保護法に反対する牧師の会が緊急セミナー」
 「秘密保護法に反対する牧師の会」が7月1日、7日、14日の3回にわたり、緊急連続セミナー「この国はどこに行くのか──日本の宗教ナショナリズムを巡って」をお茶の水クリスチャンセンターで開催。
 1日は、岡山英雄氏の講演「ヨハネ黙示録13章とこの国──権力が《獣化》するとき」。約80名の参加。7日は山口陽一氏、14日は島薗進氏が講師。
 
 展望をしっかりもった継続的な取り組みが求められる。

・「出版」:「ふじかけ賞に『信仰問答』他5冊」「著者らが授賞式に出席しスピーチ」
 キリスト教カウンセリングの普及に資する出版事業に対して、臨床心理士の藤掛明氏が創設した「おふぃす・ふじかけ賞」の授賞式が6月30日、日本同盟基督教団中野教会で開催。
 
 「Satellite/サテライト」:
・「ギデオン協会が大阪で全国大会」
・「長崎教会群を世界遺産に再推薦」
・「被災地親子のこころのケアを チャイルド・ファンドが冊子」
・「「賀川豊彦を継承するとは」金井新二氏が鳴門市で講演」
・「恵泉女学園フェスティバル 安積力也氏が学校現場から講演」
・訃報「エドモンド・ブラウニングさん」
・人事「教文館」

<第五面>
・「終活・なんでも相談室 Q+A」
 Q:「焼香しないのは遺族に失礼?
 A:「誠実に説明してみたら・・・。
 今回のお相手:青木義紀さん(日本同盟基督教団和泉福音教会牧師)

 「焼香を控えることが遺族に対して失礼になるかは、その遺族の焼香の理解と受け止め方によります。」

 焼香がキリスト教的に禁止されるのか、聖書的にどうかということは、一般考えられているほど、単純ではない。精密な議論が必要である。

 ・服部弘一郎(映画評論家)「映画(スクリーン)の中のキリスト教」
 「神なき時代のキリスト教映画(9)」:「エクソシスト」(1973年)
 「神と信仰を拒絶する現代社会の中で」

 「この映画がヒットしたことで、その後はオカルトホラー映画というジャンルが大いに盛り上がることになる」、「この映画が本当に描こうとしているのは、現代におけるキリスト教信仰の危機なのではなかろうか?」
 「劇中に登場する悪魔払いは、カトリック教会の監修を受けて再現された本格的なもの」、「映画がその前に1時間半かけてじっくり描くのは、宗教や信仰を徹底的に拒絶する現代社会の姿だ」。

 1970年代という時代が閉経にあると言うことだろうか。
 懐かしい題目の映画ではある。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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