夏期が始まる

 今年は、7月下旬から急激に暑くなり、京都は連日猛暑日である。十分に夏、まさに夏である。しかし、大学は、8月になっても夏季休暇という意味での夏ではないという事態が、しばらく前から顕著になってきている。たとえば、わたくしの場合は、昨日、午前中に教授会があり、午後には、京都大学のオープンキャンパス1日目の文学部企画の中で哲学基礎文化学系のミニ講義を担当した。
 ミニ講義は、「宗教から世界を見る」というタイトルで、高校生に対して、大学での宗教学・キリスト教学の授業の一端を話したわけである。20分程度の時間範囲では、話せることはきわめて限られているが、大学での授業、そして哲学基礎文化学への興味をもっていただけたならば一応成功と言えるだろう。

 というわけで、わたくしの夏季休暇は、本日からとなるだろうか。しかし、8月下旬からは研究会がいくつか始まり(シュスラー編著の論文集の翻訳検討研究会というハードな研究会が、8月中に2日)、9月になると、日本宗教学会から日本基督教学会へと学術大会が始まり(その前に大学院生の予行演習)、ここまで来ると、大学によっては、後期授業の開始となってしまう。
 以前は、国立大学の教員は授業数も会議の数も少ないとか言われり状況であったが、この望ましい状況は急速に過去のことになり、現状は、上記の通りである。小学生よりも短い夏季休暇。

 もちろん、曲がりなりに夏季休暇が始まったからといって、仕事(教育と研究)をしなくてよいわけではない。特に、通常の授業を行っている際には手を付けることができなかった仕事や、この時期に集中してしまった仕事が、待っている。わたくしの場合、この意味での夏の仕事は、次のような感じである。

『日本の神学』(日本基督教学会)の再校の校正。
・シュスラー編著の論文集の翻訳検討研究会。
・10月から始まる連載(『福音と世界』)の原稿作成(10月号の原稿の締めきりは8月中)。
・研究(南原繁論文の準備、今年中に刊行予定の論集の準備など)。
・教育(学位論文指導や院生の学会発表予行など)。
・学会関係の会議や仕事。

 ともかくも、限られた時間のなかで、この夏を充実させて過ごすことを心がけたい。気がついたら後期、という事態は避けたいものである。
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