「公」をめぐって2

 前回に続き、次の文献の後半=下巻を紹介します。

アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート
『コモンウェルス──〈帝国〉を超える革命論』
NHK Books、2012年(原著2009年)。

第四部 〈帝国〉の帰還
4-1 失敗したクーデタの短い歴史
  死者をして死者を葬らしめよ/ヘゲモニーを消尽するアメリカ/ドルの価値とは?
4-2 アメリカのヘゲモニー以降
  空位期間──新たな権力が編成される/〈帝国〉的ガバナンス──異種混合による秩序形成/新たなアメリカ争奪戦
4-3 反逆の系譜学
  反乱は歴史に生命を吹き込む/抵抗の人間学/反逆の地理学
物体論2──大都市

第五部 資本を超えて?
5-1 経済的以降の管理運営
  新自由主義のゾンビたち/社会主義に幻想/グローバルな貴族層と〈帝国〉のガバナンス
5-2 資本主義に残されたもの
  〈共〉がもたらす生政治的サイクル/〈共〉が作る現代の『経済表』/一は二に割れる──労働と資本の分割
5-3 断層線沿いの予震──破滅に向かう資本
  資本の病の予後予見──新たな生産様式の胎動/共和制からの脱出/耐震改修──資本のための改革プログラムは可能か
人間論2──閾を超えろ!

第六部 革命
6-1 革命的並行論とは何か
  アイデンティティ政治の苦難/革命は怪物的である/革命を展開する集合体
6-2 蜂起の拡大と交差
  反動的な交差──代表制と危機と新保守主義/民主主義的な意思決定の仕組み/蜂起はどのように制度化されるのか
6-3 革命を統治する
  革命的移行期の問題──蜂起を自由への生成へ拡大するために/革命的暴力/構成的ガバナンス──マルチチュードの反乱と革命の構成的意志
特異性論2──幸福を制度化する

謝辞
解説 〈共〉の革命論(水嶋一憲)
訳註
原註
索引

 アメリカのヘゲモニーの崩壊とその後という見通し。アメリカのヘゲモニーの消失は、ミスか、あるいは故意か。ではだれの。また、ゾンビとは、貴族層とは。現代政治思想は系譜学であり、考古学である。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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