キリスト新聞から

キリスト新聞(第3415、2016. 10. 1) が届きました。新聞刊行日は10月1日、いよいよ来週からは、京都大学も後期授業開始です。

<第一面>
・「〝教会は音楽で生まれ変わる〟」「ガルニエ社の兄弟が提言」
  「ルーテル学院大に新オルガン」「信徒以外も弾ける機会を」
 
 「7500時間という工期の末、7月末にルーテル学院大学」「チャペルに新しいパイプオルガンが誕生した」、「製作を請け負ったガルニエ・オルグ・ジャポン社」「のカチュー、ボリス・ガルニエ兄弟に、「チャペルに向けたオルガン製作」について話を聞いた」。
 「同社では実際に楽器が使用される場所で製作する。そのような製作方法をとっているのは、現在同社のみだという」、「その土地の空気や会堂に入る人数、演奏の目的が賛美のためか、コンサートのためかなどで本来音の作り方は変わるはず」。
 「日本は教会の入口としての音楽の入口がない。また教会員にならなければ、オルガンを弾けない。オルガンは弾くほど良くなるものだし、教会は神さまの家なのだから、楽器も含めて開放してほしい。」

 日本でもチャペルコンサートを実施している教会は少なくない。しかし、それが教会の入口になっていることはどの程度意識され、実現しているのか。発想を変える必要がある。日本において音楽への関心はきわめて高い。教会自体も音楽で生まれ変わるということはそのとおりであり、後は、やり方のような気がするがどうだろうか。

「Headline/ヘッドライン」:
・「バチカンとWCCがスイスで協議 エキュメニカル関係の位置づけ検証」
・「北朝鮮の核実験に抗議 日本宗平協、WCRP日本委が声明」
・「「生きる価値のない命などない」 相模原殺傷事件受けバプ連が声明」
・「同盟「教会と国家」委が靖国参拝に抗議 「立憲主義国家の姿勢を明らかに示せ」

<第二面>
「Topics/トピックス」:
・「伝道」:「「日本伝道のために祈る会」全国へ」「日基教団東和歌山教会・阿部倫太郎牧師が報告」
 日基教団の有志教職が6月、「日本伝道のために祈る会」を開催。会場は、富士見町教会。同会の目的や活動方針について事務局である東和歌山教会・阿部倫太郎牧師が報告。まずは、小規模の祈りの会、全国各地で。次に中規模な祈り会。そして大規模な祈り会。

 趣旨はなるほど。しかし、これは特定教派内のことなのか、あるいは教派を超えるのか。また、伝統ある超教派の祈り会=朝祈会とは協力するなどの考えはあるのか。「教区や教派の違い、あらゆる教団政治も持ち込みません」とは説明されているようではあるが、問題は実際の活動の在り方ということになるだろう。

・「学会」:「文学作品を通して見える宗教性」「島薗進氏が上智大学人間学会で基調講演」
 「人間学とキリスト教」をテーマに上智大学人間学会の第44回学術大会が、9月9日~10日、上智大学で開催。島薗進・上智大学グリーフケア研究所所長による基調講演「宗教と文学──近代人の自己理解とキリスト教」が行われた。まず、アンデルセンの『人魚姫』、次に内村鑑三の『基督信徒のなぐさめ』『後世への最大遺物』、さらに志賀直哉『城の崎にて』。

 宗教と文学は、本格的な研究テーマとして位置づけられるべきである。

・「出版」:「販売協会幹事長に日キ販社長・戸塚氏」「「読んでおきたい100選」も披露」
 キリスト教出版販売協会、9月5日~6日、第59回夏期例会を開催。22社から52人が参加。夏期例会に先立ち、4~5日午前、新人研修会。郡山千里氏の基調講演「キリスト教文書伝道のこれから」。

 9月前半は、さまざまな企画が集中しすぎ。学会だけでも大変なのに・・・。

 「Satellite/サテライト」:
・「カトリック札幌教区100周年 記念式典に1200人」
・「安保関連法成立から1年 札幌の教会で抗議の座り込み」
・「マレガ神父の史料研究受け 臼杵市が関連遺跡群を調査」
・「ペトロ岐部の漫画 国東市内の全小中学校に」
・「リーパー氏招き「午餐会」 YMCAの働きに期待込める」
・「NGO人材育成目指し アジア学院が集中研修」

<第三面>
・終活「なんでも相談室Q+A」
 Q:「エンディングノートを書く意味は?」
 A:「次世代への委任状として」
今回のお相手:一ノ瀬健太さん(株式会社創世 ライフワークス社本社 統轄マネジャー) 

「残されたご家族の負担を軽減できる」「力ある言葉を残すことができる」「伝道につながる」

・「告知」:「教会と地域福祉」
稲垣久和「第1回関西シンポに寄せて 下」
 「公共福祉の時代に教会のあり方問う」

 第1回関西シンポジウム「ボランティア・福祉・教会のこれから」
 10月1日(土)午前10時半~午後4時
 会場:賀川記念館4階メモリアルホール(神戸市中央区吾妻通5-2-2)
参加費:1,000円(学生無料)
 登壇者:岩村義雄、木原活信、釈徹宗

 一時期盛んだった公共性論。そろそろ成果を整理し、批判的な総括が必要な段階だろう。特に、まったく時代に逆行しつつある日本の福祉の現状をみるときに、議論は掘り下げを必要としている。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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