『日本の神学』55号、無事刊行

 現在、わたくしは日本基督教学会の学会誌編集委員長を務めているが(編集委員としてはすでにかなり学会誌に関わってきている)、このたび、『日本の神学』55号(2016年9月)が無事に刊行された。編集委員長としての2号目であり、これで2年2期の仕事の半分が終わったことになる(あと、半分)。
 学会誌は、現在、科学技術振興機構(JST)のJ-Stageで公開中であり、現時点で、53号までのバックナーバーがWeb上で閲覧可能になっている(このJ-Stageへの公開の手続きは、京都大学に学会事務局が置かれた際に行ったことであり、その際にわたくしは専務理事としてこの手続きを担当した)。
 
 学会誌『日本の神学』は、昨年の学術大会(桜美林大学)での公開講演会とシンポジウムを掲載しているほかに(講演者とパネリストに発表の原稿化をお願いしている)、論文、書評、諸報告から、構成されている。編集委員会としての中心的な仕事は、掲載論文の選定と書評対象図書と書評者の決定であり、年に2回の編集委員会によってこの作業が行われる。特に、掲載論文の選定は、日本基督教学会の独自のシステムにおいて行われてきており、なかなか大変作業となる。
 
 今回の55号は次のような内容である。

序(いわゆる巻頭言) おもしろい研究とは何か  土井健司(専務理事)
講演 
戦後七〇年──聖書翻訳及び聖書学の視点から  月本昭男

論文
「わたしを愛しているか」──クィア理論とホモソーシャリティ理論によるヨハネ二一・一五─一七の読解  小林昭博
Godの訳語「上帝」──中国語、日本語と朝鮮語の場合  金香花
安太郎に現れた聖母の「記憶」──津和野キリシタンにおける  三輪地塩

成果と展望(書評)
旧約学、新約学、歴史神学、組織神学、宗教哲学、文学・芸術、その他のそれぞれの領域より、14編の図書の書評が掲載。

シンポジウム
主題「キリスト教と戦後七〇年」
発題1 戦後七〇年の日本キリスト教──韓国キリスト教との関係と比較  徐正敏
発題2 日中の教会とナショナリズム  佐藤千歳
発題3 キリスト教出版から見た戦後70年オキリスト教  小林望

英文報告
報告
編集後記

 すでに、『日本の神学』56号の編集が、一年後の刊行を目指して、始まっている。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

LogosOffice

Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Translation(自動翻訳)
FC2カウンター
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR