キリスト教思想基礎文献表の更新について

 これまで、わたくしのHPでは、「キリスト教思想基礎文献表」を掲載してきた。これを作成してから、かなりの時間が経過したので、そろそろこの改訂に着手したいと考えている。地道な作業になると思われるが、少しずつ作業を継続するに適している本ブログの方で、この作業を行いたいと思う。
 
 基本方針は以下の通り。
・基本文献表は、基礎編(学部学生の段階で読むべきもの)と中級編(あるいは研究編。大学院の修士の学生が自分の研究テーマとの関連で読みべきもの)とにわけて作成する。
・基礎編は(中級編も)、日本語で、現時点で入手しやすいものを中心にする。また、文献の数は絞り込む。たとえば、「・・・100選」といった形にする。
・取り扱う分野・領域は、わたくしの専門よりも、広めに設定するが、カバーできない領域については、今後、別の仕方での紹介・リスト化を考える。

 これまで、わたくしのHPの掲載していた「基礎文献表」は以下の通りである(参考まで)。

*キリスト教思想基本文献表(キリスト教学を学ぶ人のために)***
A.総論・全般
1.教科書
武藤一雄・平石善司編『キリスト教を学ぶ人のために』(世界思想社)
石田慶和・薗田坦編『宗教学を学ぶ人のために』(世界思想社)
芦名定道『宗教学のエッセンス』(北樹出版)
芦名定道・土井健司・辻学『現代を生きるキリスト教』(教文館)
芦名定道・小原克博『キリスト教と現代終末思想の歴史的展開』(世界思想社)

2.キリスト教史・キリスト教思想史(通史)
ティリッヒ『キリスト教思想史Ⅰ 古代から宗教改革まで』(白水社・ティリッヒ著作集別巻二)
『キリスト教思想史Ⅱ 宗教改革から現代まで』(白水社・ティリッヒ著作集別巻三)
金子晴勇『キリスト教思想史入門』(日本基督教団出版局)
上智大学中世思想研究所編訳/監修『キリスト教史全11巻』(平凡社ライブラリー)

3.事典・辞典
岩波書店『岩波キリスト教辞典』

B.聖書・聖書学
1.関根正雄『古代イスラエルの思想家』(講談社・人類の知的遺産)
2.並木浩一『旧約聖書における文化と人間』(教文館)
3.関根清三『旧約聖書の思想24の断章』(岩波書店)
4.荒井献『イエスとその時代』(岩波新書)、『イエス・キリスト』(講談社・人類の知的遺産)
5.青野太潮『どう読むか聖書』(朝日選書)
6.エレミアス『新約聖書の中心的使信』(新教出版社)
7.M.J.ボーグ『イエス・ルネサンス』(教文館)
8.その他:聖書学から聖書神学まで、全般的な諸問題を扱っている「講座」として
  『聖書講座第一~四巻』(日本基督教団出版局)
  『現代聖書講座第1,2,3巻』(日本基督教団出版局)
  『総説旧約聖書』(日本基督教団出版局)
  『総説新約聖書』(日本基督教団出版局)

C.キリスト教思想(古代・中世)
1.小高毅『古代キリスト教思想家の世界教父学序説』(創文社)
2.アウグスティヌス『告白』(岩波文庫・上下/中央公論・世界の名著『アウグスティヌス』)、『神の国一~五』(岩波文庫)
3.宮谷宣史『アウグスティヌス』(講談社・人類の知的遺産)
4.山田晶『アウグスティヌス講話』(新地書房)
5.ジルソン『中世哲学の精神上下』(筑摩叢書)
6.アンセルムス『プロスロギオン』(岩波文庫)
7.稲垣良典『トマス・アクィナス』(講談社・人類の知的遺産)
8.山田晶『トマス・アクィナス』(中央公論・世界の名著)
9.エックハルト『エックハルト説教集』(岩波文庫)、『神の慰めの書』(講談社学術文庫)
10.上田閑照『マイスター・エックハルト』(講談社・人類の知的遺産)
11.トマス・アケンピス『キリストにならいて』(岩波文庫)
12.クザーヌス『神を観ることについて』(岩波文庫)
13.堀米庸三『正統と異端』(中公新書)
14.今野國雄『修道院』(岩波新書)
15.その他『キリスト教教父著作集全22巻』(教文館・未完結)

D.キリスト教思想(宗教改革期・近代初頭)
1.ルター『キリスト者の自由』(岩波文庫)
2.今井晋『ルター』(講談社・人類の知的遺産)
3.金子晴勇『宗教改革の精神』(中公新書)『ルターの宗教思想』(日本基督教団出版局)
4.ヒュー・カー編『カンヴィンキリスト教要綱抄』(新教出版社)
5.久米あつみ『カルヴァン』(講談社・人類の知的遺産)
6.イグナチオ・デ・ロヨラ『霊操』(岩波文庫)
7.シレジウス『ジレジウス瞑想詩集上下』(岩波文庫)
8.トレルチ『ルネサンスと宗教改革』(岩波文庫)
9.その他『宗教改革著作集全15巻』(教文館・未完結)、『キリスト教神秘主義著作集全17巻』(教文館・未完結)

E.キリスト教思想(近代)
1.大木英夫『ピューリタン』(中公新書)
2.A.D.リンゼイ『民主主義の本質』(未来社)
3.パスカル『パンセ』(角川文庫)
4.伊藤勝彦『パスカル』(講談社・人類の知的遺産)
5.スピノザ『神学・政治論上下』(岩波文庫)
6.ヒューム『自然宗教に関する対話』(法政大学出版局)
7.カント『啓蒙とは何か』(岩波文庫)
8.シュライエルマッハー『宗教論』(筑摩叢書)
9.シェリング『人間的自由の本質』(岩波文庫)
10.フォイエルバッハ『キリスト教の本質上下』(岩波文庫)
11.キェルケゴール『死に至る病』(岩波文庫)
12.小川圭治『キルケゴール』(講談社・人類の知的遺産)
13.ハルナック『基督教の本質』(岩波文庫)
14.その他『現代キリスト教叢書』(白水社)

F.現代キリスト教思想(主に20世紀以降)
1.マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(岩波文庫)
2.H・ツァールント『20世紀のプロテスタント神学上下』(新教出版社)
3.バルト『キリスト教倫理Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ』(新教出版社)
4.大木英夫『バルト』(講談社・人類の知的遺産)
5.ティリッヒ『信仰の動態と本質』(新教出版社)、『生きる勇気』(平凡社ライブラリー)、『宗教の未来』(聖学院大学出版会)
6.ブルトマン『神学論文集Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ』(新教出版社・ブルトマン著作集)
7.ボンヘッファー『共に生きる生活』(新教出版社)
8.モルトマン『二十世紀神学の展望』(新教出版社)
9.パネンベルク『組織神学入門』(日本基督教団出版局)
10.グティエレス『解放の神学』(岩波書店)
11.M.L.キング『自由への大いなる歩み』(岩波新書)
12.J.H.コーン『抑圧された者の神』(新教出版社)
13.R=R・リューサー『性差別と神の語りかけ』(新教出版社)
14.ジョン・ヒック『宗教の哲学』(勁草書房)
15.鵜沼裕子『史料による日本キリスト教史』(聖学院大学出版会)
16.内村鑑三『後世への最大遺物、デンマルク国の話』(岩波文庫)
17.波多野精一『時と永遠』(岩波書店・波多野精一全集)
18.その他『総説現代神学』(日本基督教団出版局)__
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、今後開設の別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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