イスラームとキリスト教

 キリスト教の歴史を講義する際に、中世の時代について、イスラームとキリスト教の関わりを説明することがしばしばあります。12世紀ルネサンスという仕方で、両者の交流の積極的意義、イベリア半島などでの共存の歴史など、現代の状況において、考えさせられるテーマがここに見出されます。
 今回紹介するのは、こうしたテーマにぴったりのものです。コルドバの図書館は有名ですが、著者は図書館学がご専門のようです。

原田安啓
『中世イスラムの図書館と西洋──古代の知を回復させ、文字と書物の帝国を築き西洋を覚醒させた人々』
日本図書刊行会、2015年。

序 
第1章 ギリシア・ローマ時代の図書館
第2章 古代との決別そしてイスラム教の成立と拡大
第3章 中世イスラムの図書館
第4章 中世イスラムの図書館Ⅱ
第5章 中世イスラム世界と西洋
第6章 イスラムの図書館に蓄えられた知、哲学・自然科学等の学問の業績
第7章 西洋への窓となった図書館
第8章 中世イスラムの哲学・科学の受容と二人の碩学 トマスとベーコン

参考文献
補遺
年表
索引
あとがき
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、今後開設の別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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